ジチタイワークス

徳島県

“エシカル消費”に取り組む高校生たちの熱き戦いに注目。

※下記はジチタイワークスVol.25(2023年4月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。

SDGsへの関心が高まる昨今、特にエシカル消費の推進に取り組んでいる徳島県。エシカル消費とは、環境、人や社会、地域に配慮したり、社会的課題の解決につながる事業者を応援したりしながら消費を行うこと。

同県は平成30年に通称“エシカル条例”を制定し、エシカル消費先進県として普及促進を図っているという。県内全ての公立高校に、学校の特色を活かしたエシカル消費の研究や実践に取り組む「エシカルクラブ」を設置。身のまわりにある商品やサービスが、どこで、どのように、誰によってつくられ、どんな会社から提供されているのか。材料や工場などの社会的背景やでき上がるまでの過程、手元に届くまでの運送方法などを総合的に意見交換することで、日頃から自分事として捉えられているそう。

同県は令和元年度、全国初の「エシカル甲子園」を開催。4回目となる令和4年度は、全国76校がエントリーし、本選に進んだ12校の高校生たちが同県に集結。日頃の取り組みの成果を発表し、エシカル消費の大切さを全国に向けて発信した。引き続き5回目も開催予定だ。担当者は「エシカル消費のアプローチは身のまわりにもたくさんあります。より多くの高校生に参加してほしいです」と期待を込める。

宮城県農業高等学校が最優秀賞を受賞。

 

 

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