元公務員で、現在は漫画家として活躍する白玉なこ先生が、日常の「ちょっと困った」を解決するため、知見者に突撃取材!
今回のテーマは「あがり症の対策」です。突然ですが、あなたは人前で話すときに緊張しますか?
会議や研修での発言、レクや議会対応、歓送迎会での挨拶等々、公務員として人前で話す場面は多くあります。「できるだけ発言しないで済ませたい……」「堂々と話すなんて自分には無理……」そう感じている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、人前で話すときの緊張を和らげ、あがらずに話せるようになる方法を、元公務員であり、「あがり症克服協会」の理事長を務める鳥谷 朝代(とりたに あさよ)さんに教わってきました。
※掲載情報は公開日時点のものです
あがらないコツは準備8割本番2割!
次回は、“人前力”アップのためのフィジカルトレーニング編です。ぜひお楽しみに!
著者 :白玉なこさん
佐賀県多久市職員として10年間勤務し、総務課(秘書係)、福祉課(高齢・障害者係)、市民生活課(生活環境係)を歴任。2020年より漫画家に。
美味しいものと花と本が大好きで、夢は自然に囲まれたお家で星を眺めながらお風呂に入ること。『10年ぶりに恋、始めます』(夢中文庫)原作:加地アヤメ先生のコミカライズを担当。
白玉さんの活動はコチラからご覧いただけます。
お話を聞いた人 :鳥谷 朝代先生(とりたに あさよ)さん
元・名古屋市職員/一般社団法人あがり症克服協会理事長/株式会社スピーチ塾 代表取締役/LEC東京リーガルマインド専任講師
中学の国語の本読みであがり症を自覚、以来、手が震えてリコーダーが吹けない、歌のテストで声が出ない、本読みが当たりそうになると保健室に逃げ込むなど、辛い思春期を送る。あがり症のため大学進学を諦め、名古屋市役所に入庁。
市長秘書、教育委員会職員、市議会職員などを歴任。仮病を使いあらゆる人前から逃げ続けた結果、自律神経失調症になり役所を3ヶ月休職。20分の発表を命じられた際には、退職を考えるほど追い詰められることも。心療内科の通院、高額の催眠療法を試すが効果がなかったが、話し方教室に入会し、長年のあがり症を克服。
「話し方教室に救われた自分に出来ることは、同じようにあがりで苦しむ人を助けること」と考え、14年務めた名古屋市役所を退職し、「一般社団法人あがり症克服協会」を設立、理事長に就任。
全国各地の学校、企業で年間200回以上の講演活動を行い、政治家や教師、弁護士、経営者、公務員から学生まで広く指導、克服へ導いた受講生は7万人を超える。
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