※下記はジチタイワークスVol.16（2021年10月発行）から抜粋し、記事は取材時のものです。
「愛情コメコメ家族とおむすびで乾杯！」と題し、帰省自粛のムードが漂う令和３年２月、Zoomを使用したオンライン帰省イベントを実施した磐梯町。関係人口の創出を目的としたイベントで参加は無料ながら、事前に米や日本酒など約4,000円相当の同町の特産品を参加者へ送付。“家族で帰省した気持ち”になれるよう出演者はちゃぶ台を囲み、画面越しに参加者と乾杯を交わした。
企画、撮影などに携わったのは、同町地域おこし協力隊。首都圏で働いていたころのネットワークや映像配信技術をフル活用し「いい意味で“自治体っぽくない”演出を心がけた」と話す。例えば、町紹介をする町長の顔を画面に大きく映す、おにぎりづくりのワークショップ時には、ギャラリー表示で参加者同士が顔を見えるようにするなど、相互交流を促進。延べ約100名の参加者は、同町出身者だけではないという。DXを推進した同町の取り組みに今後も注目したい。
磐梯町 デジタル変革戦略室
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