※下記はジチタイワークスVol.25(2023年4月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
「人のやさしさと温かさ」がまちの特色である光市。平成29年度からシティプロモーションの一環として、限定1組の結婚式をまち全体でお祝いする「まちぐるみWedding」を開催。市民団体「光市おせっかいプロジェクトチーム」が同市と連携し、応募者の中から選ばれたカップルをまちぐるみで“おせっかい”に祝福している。
1回目は市役所庁舎、2回目は室積海岸、3回目は駅舎や虹ケ浜海岸までの道などで人前結婚式を実施。子どもから大人まで、たくさんの市民有志がフラワーシャワーやダンスなどで2人の門出を盛り上げたという。
その後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止していたが、令和4年度は3年ぶりの開催が実現。自然豊かな冠山総合公園を舞台に「光と音のまちぐるみナイトWedding」と題し、夕暮れ時の結婚式を、光る風船で幻想的に演出。担当者は「会場は市内の小学生たちが手づくりしたガーランドで彩られ、約300人の市民が2人の門出を一緒にお祝いしました」と話す。
新郎新婦からは感謝とともに、「今度は自分たちが“誰かのために”祝福する側となって地元を盛り上げていきたい」という言葉が。また、参列した市民からも「すごく楽しかった!」という多くの声が寄せられたという。次なる同市の取り組みにも注目したい。
幸せそうな2人の姿に、たくさんの人の笑顔があふれる。
誌面で取り上げる独自(ユニーク)の事例を募集しています。
情報提供はこちらまで!
▼
info@jichitai.works