※下記はジチタイワークスVol.19(2022年4月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
次世代を担う若者たちの町政参加を促すため、遊佐町では、平成15年から町内在住・在学の中学生、高校生で構成される少年議会事業を推進している。特徴的なのが、有権者である中学・高校生が実際の投票箱に投票し、少年町長・議員を選出していること。また、独自の政策予算を持ち、若者の提言や意見を積極的に取り上げていることだ。
「毎年有権者全員に対し、まちに対する意見や要望をアンケートで収集。そこから少年議会で政策を立案し、一般質問など少年議会を通して、実施していきます」と担当者。同町のイメージキャラクターである“米(べぇ)~ちゃん”は、この少年議会でつくられたもので、その後、父母や妹、祖父母といったキャラクターが増えるなど、地域で長く親しまれている。
令和3年10月の衆議院選挙では、18歳投票率が63.53%と、県内トップクラスの結果に。「早い段階から町政参加していることが、投票率の高さにつながっていると思います」と、手応えを感じている。
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