※下記はジチタイワークスVol.19(2022年4月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
優秀な人材を確保するため、有効な採用方法に頭を悩ませる自治体は多い。長浜市は新たなPR方法を模索し、自主制作した動画がYouTubeで一躍話題となった。「人事課には予算も制作技術もなく、まずは動画制作の経験がある職員や、フットワーク軽く動いてくれる若手職員の計4人でチームを結成。各メンバーの所属長に相談し、業務時間内での作業の了解を得て、制作を始めました」と担当者は振り返る。
特に意識したことは、“公務員らしくない、インパクトのあるもの”。そこで採用されたのがヘビーメタルだった。「やろうと思ったことは全部入れよう」と、メンバーからの提案はできるだけ取り入れ、若手だけではなく先輩職員にも協力を得て、動画に登場してもらった。令和元年10月の定例記者会見で初公開すると、すぐにネット上で話題となり、動画再生数は3日間で1万回を突破。令和2年度の受験者数は132人と、前年度から約1.8倍になったという。
「本市では“挑戦と創造”を合言葉に、職員の提案を応援してくれる職場風土があり、その雰囲気も動画を通じて伝わったと思います」。今後も“公務員らしくない取り組みができる”市であることをPRし、新しいまちづくりに挑戦する人材を求めていく。
マンガからヒントを得た独特のポージングにも注目!
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