ジチタイワークス

兵庫県明石市

多様な家族としての暮らしを守るパートナーシップ・ファミリーシップ制度を全国初導入。

※下記はジチタイワークスVol.17(2021年12月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。

令和3年1月「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」を導入した明石市。この制度は性的指向や性自認に関わらず、パートナーのほかに家族として暮らす子どもに対しても公に関係を証明するもの。例えば、子どもの医療処置に関する同意や手続きなど、これまで親権者しかできなかったことが、パートナーにも認められる。子どもを含めた証明制度は全国初の導入だ。「導入に向けて当事者の声、パブリックコメントを広く集めました。その中でニーズをつかみ、多様な家族のあり方に対応して、困り事を解消する制度となるよう意識しました」と担当者。これまでに子ども、障害者、高齢者、犯罪被害者をはじめとする「すべての人に“やさしい”まちづくり」に取り組んできたこともあり、議会や庁内の調整もスムーズだったという。今後も、LGBTQ+を含む誰もが自分らしく生き、互いに認め合える“ありのままがあたりまえのまち”を目指すという。

 

兵庫県明石市 政策局 SDGs推進室

 

誌面で取り上げる独自(ユニーク)の事例を募集しています。
情報提供はこちらまで!

info@jichitai.works

Articles - Be Unique! 記事一覧

このページをシェアする
  1. TOP
  2. 多様な家族としての暮らしを守るパートナーシップ・ファミリーシップ制度を全国初導入。