※下記はジチタイワークスVol.17(2021年12月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
コロナ禍におけるシティプロモーションの方法として、川崎市多摩区のまち歩きイベントが好評だ。同区にゆかりのある源頼朝の重臣、“稲毛三郎重成”をモチーフにした「まち歩き謎解きゲーム SHIGENARI」を令和2年に開催。暗号メッセージを解読するため、隠されたクイズを解きながら、区内の自然豊かなスポットや飲食店、穴場などを周遊するという。この催しには約1,800組が参加、サイト総閲覧数は約3万5,000件にのぼるなど大きな反響を呼んだ。「気軽に参加してもらえるよう、各スポットに設置した二次元コードをスマホで読み取るだけで、クイズに答えられる形式にしました」と担当者。時代に合った仕組みでありながら、低予算で運用できたのもポイント。すでに同じ手法がほかのイベントでも使われるなど、庁内での評価も高い。令和3年開催の第2弾では、“オンライン篇”を新設した。今後も地域と協働した取り組みを目指していくという。
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