※下記はジチタイワークスVol.15(2021年8月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供]新潟県佐渡市
日本で初めて世界農業遺産に認定され、令和3年で認定10周年を迎えた佐渡市。コロナ禍で観光に訪れることが難しい今、少しでも佐渡を体感してもらえたらと、「あつまれ どうぶつの森」のゲーム内に、オリジナルの“さどが島”を制作。令和2年12月より公開中だ。ゲーム中の島には、トキが描かれた田んぼアートエリアや、世界文化遺産登録を目指す佐渡金山エリアなど、6つの人気観光エリアを再現。
「トキと共生する佐渡の里山風景など、細部のデザインまでこだわりました」と、担当者。“さどが島”への来島者数は、令和3年6月末時点で4万5,000人を超えた。プレーヤーがYouTubeなどで再現度の高さを発信するなど、これまで情報が届けられなかった新しい層への波及効果もあったという。「今後、実際に観光に来てもらって、バーチャルとリアルとを見比べてほしい」と、これからの展開にも期待を込めている。
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