ジチタイワークス

東京都町田市

アバターやメタバースもお手のもの、自治体職員がデジタルの先頭を走る。

※下記はジチタイワークスVol.25(2023年4月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。

最新デジタル技術を活用した市民向けポータルサイトや、職員採用PR動画などを令和4年4月から公開している町田市。“2050年に起こりうる最もポジティブな未来予測として、メタバースを活用し、付加価値の高い行政サービスを提供する”というシナリオを描いている。

同市の、「町田市デジタル化総合戦略」にもとづき、“安価で使いやすいAI・アバター・メタバースなどの最新ソフトウェアを自前で活用”をコンセプトとして始まった。

「専門のシステム事業者には一切頼らず、全て当市の職員が制作したものです」と担当者。東京都が進めるデジタル人材育成の取り組みにおいて、区市町村職員向けの研修講師も担当。参加者は、2時間半の講習内で、アバターと1分間の行政プロモーション動画を制作。「短時間で簡単にできた」と驚きの声が上がったという。「今後は、市民が手軽にメタバースに参加できるイベントの開催や、市民の利便性向上に役立てたいですね」と、さらなる展開を見据えている。

最新技術でありながら手軽で安価なソフトウェアを利用して動画を制作していく。


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