※下記はジチタイワークスVol.19(2022年4月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
日本を代表するお茶どころ・静岡県において、シティプロモーション「島田市緑茶化計画」を平成27年から展開する島田市。同市の小・中学校の一部では緑茶が出てくる蛇口があったり、市内の至るところで緑茶が振る舞われたりと、市民にとって緑茶は生活の一部だという。「市民を交えたワークショップで本市の魅力を考えた際に、緑茶のことなら誰もが自信をもって語れると認識しました」と担当者。そこで、“地球上で最も緑茶を愛するまち”という、市として一貫したブランディングを強化し、様々なプロジェクトを推進している。
まずは市民の意識を高めるため、コンセプトブックの全戸配布や専用WEBサイトを開設。令和3年12月にはJR島田駅コンコースをメインビジュアルで装飾し、市民だけでなく観光客へも“緑茶愛”を積極的にPR。また、多言語対応の動画配信や、茶葉の製法で分けたオリジナル緑茶を製造・販売するなど、国内外へ向けても魅力を発信中だ。さらに、同市職員は、“緑茶を飲む” “緑茶グリーンのものを身につける”など、庁内でも“緑茶化”に取り組んでいるという。「今後も、島田市緑茶化計画のおもしろおかしい企画で職員の主体的な参加を促す機会をつくりながら、一丸となって島田市を元気に盛り上げたいです」。
①コンセプトブックと、オリジナル緑茶「Gr eenCi-Tea(グリーンシティ)」
②庁舎前に設置された緑茶グリーンの郵便ポスト ③緑茶グリーンを身につける同市職員
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