ジチタイワークス

大阪府堺市

公金の支払いをスマホアプリで行う地方自治体初の取り組み!

※下記はジチタイワークスVol.14(2021年6月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供]大阪府堺市

様々な行政サービスがデジタル化される中、堺市では2年前から、水道料金システムにおける窓口サービスのクラウド化に取り組んできた。

その結果、令和3年2月1日、水道料金・下水道使用料の確認から支払いまでが可能なスマートフォンアプリ「すいりん」の運用を開始した。これまで口座振替以外での支払いの際は料金が明記された納入通知書が必要であったが、令和元年12月に施行された「情報通信技術を活用した行政推進等に関する法律」の中で“電子によることができる”と明示。これにより、書面ではなく、スマートフォンに納入通知書を送付することが可能になり、専用アプリ内での支払いができるようになったという。

同アプリの運用により、紙による納入通知書が減るため、印刷費や郵送代、業務委託費等の削減にもつながる。また、非接触での支払いや引越し時の水道の利用休止手続きなどがアプリで可能になることにより、利用者の負担はもちろん、窓口の作業軽減も期待されているという。同市担当者は、「将来的にはAIも活用し、水道に関わる業務全てを“水道窓口クラウドサービス”化して、24時間、WEBで対応できるようにしたいですね」と、今後の展望に力を込めている。

 

 

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