ジチタイワークス

青森県弘前市

職員が参加しやすい体制を整え、りんご農家への副業アルバイトを推進!

※下記はジチタイワークスVol.20(2022年6月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。

りんごの名産地・青森県の中でも、りんごの生産量が最も多い弘前市。同市りんご課は、労働力不足が深刻となっているりんご生産の現場において、市職員の兼業を認める取り組みを令和3年度から開始した。国家公務員規定に準じ、原則週8時間以下、1カ月30時間以下など、本業に支障のない範囲での勤務時間を設定。りんご農家と利害関係のない職員を対象にするなど、基準を整理した。

同時に、無料職業紹介所に求人を出しているりんご農家に問い合わせをし、週に1日や半日のみでも受け入れてもらえるかを確認。参加希望の職員とのマッチングを行い、24件の農家に32人の職員を派遣できたという。

「普段りんごと関わりのない業務に携わる職員も、農作業の大変さを実感することで、当市にとって大事なりんご産業を支えていかなければ、という学びにもなりました」と担当者。りんご農家からも好評で、同市は今後も事業を継続しつつ、このような兼業の取り組みを民間へ波及したいと考えている。

お問い合わせ
弘前市 農林部 りんご課


誌面で取り上げる独自(ユニーク)の事例を募集しています。
情報提供はこちらまで!

info@jichitai.works

Articles - Be Unique! 記事一覧

このページをシェアする
  1. TOP
  2. 職員が参加しやすい体制を整え、りんご農家への副業アルバイトを推進!