新潟県新潟市

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【Beunique】ペットは住民の大切な家族だからこそ、一緒に避難できる環境を事前に整える

防災・危機管理
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【Beunique】ペットは住民の大切な家族だからこそ、一緒に避難できる環境を事前に整える

※下記はジチタイワークスVol.45(2026年8月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。


平成16年に県内で発生した水害や中越地震をきっかけに、災害時のペット対応について検討を開始した新潟市。被災地に取り残された動物に餌を届け、一頭ずつ動物病院へ搬送した、とある県職員の行動が取り組みの土台になっているという。平成23年の東日本大震災では、県・市・獣医師会・動物愛護協会が連携して「新潟県動物救済本部」を立ち上げ、同市に避難した被災者とそのペット計110頭に対し支援を行った。

「これまでの対応の積み重ねや、先輩職員たちの歩みを継承し、現在は2つの施策を中心にペット防災を進めています」と登坂さん。1つは、ペット避難所の運営マニュアルの構築だ。複雑な手順を1枚の“やることリスト”にまとめ、混乱する避難所でも必要な対応ができるようにしている。もう1つは、受け入れキットの整備だ。手続き書類をまとめた「ペット同行避難者対応グッズ」と、餌皿、消臭用品、ブルーシートなどをまとめた「ペット同行避難支援キット」の2種類を用意。ペット避難エリアを素早く立ち上げられるようにしているそうだ。

令和6年の能登半島地震では、ペット避難エリアを避難所内に設置。事前の備えがあったことでスムーズな立ち上げができたという。今後も“自助・共助・公助”それぞれの役割を整理しながら、地域全体でペット防災を進めていくそうだ。

▲1セット約2万円のペット同行避難支援キットは県獣医師会から寄附された。
▲1セット約2万円のペット同行避難支援キットは県獣医師会から寄附された。

新潟市 動物愛護センター
登坂 友一(とさか ゆういち)さん