大分県大分市

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【Be Unique】アーティストと発表の場をつなぎ、市民へ文化・芸術の裾野を広げる。

【Be Unique】アーティストと発表の場をつなぎ、市民へ文化・芸術の裾野を広げる。

※下記はジチタイワークスVol.42(2026年2月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。


大分市では、市民が多彩な文化・芸術に触れる機会を広げるため、アーティストと発表の場となるスポットをつなぐアーティストバンク推進事業に取り組んでいる。令和6年1月に開設した専用WEBサイト「POART/ポート」には、現在アーティスト366件、スポット132件が登録されているという。

同取り組みはWEBサイト運営のほか、登録者と連携したイベント開催など多岐にわたる。中でも注力しているのが、マッチング支援だ。「当初はサイトを通じて登録者や利用者が直接連絡を取り合う仕組みでしたが、企業から商業施設の館内装飾などの専門的な相談が増えました。職員だけでは対応が難しい場面も多いため、令和7年度からはアートディレクター3人を起用し、相談対応やモデル事例づくりを進めています」と白石さん。

マッチング報告は、事業開始から約2年で385件にのぼる。アーティストからは、“初めて個展が開けた”など喜びの声が寄せられているのだとか。今後はアートディレクターと連携し、担当職員が異動してもノウハウが継承される仕組みを整えるという。「将来的には文化・芸術の相談ができる総合窓口として、市民の多様なニーズに応えられる場に育てたいです」と意欲を見せた。

▲日本舞踊家と幼稚園をマッチング。活動場所の登録で、発表の機会が増えている。
▲日本舞踊家と幼稚園をマッチング。活動場所の登録で、発表の機会が増えている。


大分市 企画部 文化振興課
白石 望結(しらいし みゆう)さん