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コンビニATMを活用して、口座振替の登録を促進する。

情報政策
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コンビニATMを活用して、口座振替の登録を促進する。

ATMを活用した口座振替登録サービス

豊田市では市税納付における口座振替の登録を促進するため、職員と住民どちらにも簡便な方法を探し、ATMでの口座振替登録サービスを全国で初めて導入。銀行印不要で最短1分という手軽さが、住民からも好評だという。

※下記はジチタイワークスVol.42(2026年2月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。

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豊田市
市民部 債権管理課
主査 鈴木 満明(すずき みつあき)さん

スマホ決済やコンビニ納付が増えて納付手数料の負担増加が懸念に。

期限内に市税を納付してもらい、収納率向上につなげるためには、納付忘れを防げる口座振替の利用拡大が望ましい。ところが同市では、スマホ決済やコンビニ納付が増加し、口座振替利用者が年々減っていたという。また、金融機関窓口での納付手数料が増額される見込みであり、財政負担増を抑えるための対応が求められていた。さらに、登録手続きにおける事務負担も課題だったそうだ。

「口座振替の登録申請は紙ベースなので、申請用紙の目隠しシールを剝がしたり、記入内容や捺印の確認をしたり、様々な手作業が発生します。申請が集中する4~6月は、夜遅くまで作業する日も少なくありません。記入不備や印鑑間違いによる差し戻し対応にも、時間とコストがかかっていました」と鈴木さんは振り返る。また、納付書の紛失などによる納付忘れが続くと債権回収や差し押さえの対応も必要になるため、さらに事務負担が増えることも課題だったという。

口座振替を推進するため、同市では市役所の窓口に専用端末を設置して、オンラインで口座情報の確認ができる「ペイジー」を利用した登録も行っていた。銀行のキャッシュカードがあれば手続きできるが、住民に窓口の受付時間内に来庁してもらう必要がある。そこで、より簡便な方法を模索する中で知ったのが、「セブン銀行」の「ATM口座振替登録」だった。



身近なコンビニで手続きができて来庁が不要なサービスの導入へ。

同サービスはペイジーを利用したもので、コンビニや商業施設にあるセブン銀行ATMで口座振替の登録ができる。まず自治体が専用二次元コードを作成し、ホームページへの掲載や、チラシへの印字で住民に案内。住民はそのコードをATMで読み込み、希望する税目を選択。その後、銀行口座のキャッシュカードを挿入し、暗証番号などを入力して申請が完了する。自治体は管理画面で申請情報を確認できる。

導入に向けて、庁内での合意形成に力を注いだという鈴木さん。例えば財政課には、洗い出した数字をもとに、削減できる時間やコストを丁寧に説明したそうだ。「手数料や紙代などは別々の項目に計上されているため、サービス導入費だけで見ると効果が分かりづらくなります。そこで、口座振替の登録が進むと、金融機関への手数料や、納付書を再発行する場合の紙代も減り、その分をほかで活用できるといったように、点と点をつないで“線”で伝えるよう工夫しました」。

同社が操作のデモ動画を用意してくれた点も導入を後押ししたという。「動画を見て、なんて操作が簡単なんだろうと思ったのが率直な感想でした。紙の提案資料だけでは、人によって受ける印象が変わる可能性があります。動画のおかげで所属長と、さらには市長や副市長とも同じイメージを共有でき、議論が進みました」。

開始直後から住民の利用が広がり“簡単で驚いた”という声も。

準備は順調に進み、令和7年10月より市県民税など4種を対象に、従来の登録方法に加えてATMでの口座振替登録を開始。導入がスムーズだった背景には、すでに窓口で利用していた専用端末と仕組みがほぼ同じだった点があるという。「職員が理解しやすく、来庁が不要な分、住民の利便性も高まります」。利用した住民からは“書類の記入が不要でラクだった”“操作が簡単で驚いた”と、評判も上々だ。

今後は、動画などを使って口座振替の利便性を住民へ伝えていきたいという鈴木さん。「期限内に納めてもらうには、住民が迷わずに納付できる環境づくりが欠かせません。この取り組みを通じて、収納率のさらなる向上と職員の負担軽減、経費削減を目指していきたいです」と意気込みを語ってくれた。




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