「何でこうなってるの?」「もっとこうならいいのに」毎日仕事をする中で、頭をよぎる疑問や悩み…そんな「モヤモヤ」を、一歩先ゆく公務員の皆さんに解決して頂く企画。ご好評につき、シリーズをまとめました。
今回は岡 祐輔さんの回答をご紹介します。ぜひとも、モヤモヤ解消にご活用ください。
※著者の所属先及び役職等は2021年3月現在のものです。
※各記事の掲載情報は公開日時点のものです。
岡 祐輔(おか ゆうすけ)さん
糸島市企画部経営戦略課主任主査。MBA(経営修士)。
2003年に福岡県二丈町(現・糸島市)に入庁。民間の経営手法を公共経営に活かすため、仕事の傍ら、九州大学ビジネススクールに飛び込み、MBA取得。2016年に「地方創生☆政策アイデアコンテスト」で地方創生担当大臣賞を受賞。受賞した政策を実施した「糸島マーケティングモデル」は「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー2018」で地方創生賞(コト部門)を受賞。これらの功績により、地方公務員アワード2018を受賞。著書に 『スーパー公務員直伝! 糸島発! 公務員のマーケティング力』 (学陽書房)「地域も自分もガチで変える!逆転人生の糸島ブランド戦略」(実務教育出版)がある。
他の自治体の事例を真似するのではダメなの?
【今回のモヤモヤ】
「他の自治体の事例を真似するのではダメなの?」
他自治体の先進的な取り組みを真似しようとしていたら、周りから「よそのマネをしたところで、うちの自治体でもうまくいくの?」と言われ、悩んでいます。
政策立案できる企画力を身に着けたいです
【今回のモヤモヤ】
政策立案できる企画力を身に着けたいです。まず何から始めたらいいでしょうか?
これからの時代の公務員にとって「企画力」が重要であると言われていますが、昔から「アイディア出す」ということが苦手でした。企画力を身につけるために、何から始めたらいいでしょうか?
日々時間がなく、企画・政策を立案する余裕がありません
【今回のモヤモヤ】
「通常業務で手一杯、企画・政策を立案する時間も余裕もありません」
これからの自治体職員は、「企画力や政策立案力が必須!」とわかっているものの、正直、通常業務でいっぱいいっぱいで、とてもそんな時間も余裕もありません。どうしたら時間を捻出できるのでしょうか…。