
大好評!【1分で読めるマンガ】シリーズ。シーズン2の総集編です。
ここでは、職員の皆さまの日々の生活から、“自治体あるあるや困りごと”などにフォーカス。元自治体職員の現役漫画家さんによるイラストで、公務員用語を解説します。ゆるっと読めるコーナーなので、お昼休みや通勤途中などに、ぜひご覧ください。みなさんの職場では、あるあるですか?
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case11 当分の間
当分の間は、今日・明日のように期日が明確ではない分、忘れないよう自身でしっかりスケジュール管理する必要がありそうです。
case12 謄本・抄本
主に戸籍の照会シーンで使われている言葉。似ているようで意味が異なる言葉が多いですね……。
case13 このことについて
「このことについて」は、公文書独特の表現として、よく目にするという方も多いのではないでしょうか。
case14 日直
日直と聞くと、どうも学生時代を思い出してしまいますね!ちなみに、婚姻届を持って並んでいる人物ですが、実は、前回「このことについて編」に登場したご夫婦でした。
case15 等
○○等は、テキストで使うことは多々ありましたが、まさか会話の中でも出てくるとは!染みついてますね。
case16 都計道
初めて耳にする人の多くが勘違いしそうな用語ですね。
case17 パブコメ
色んな意見を集めて意思決定を行うことは、学校以外にも会社など普段の生活の中でよくあるシーンですね。
case18 ロジ
ほかには出張やアテンドなど、一連の行事をスムーズに進めるために、あらかじめ検討・準備することを意味するそうです。
case19 可及的速やかに
文化審議会国語分科会の報告書「新しい『公用文作成の要領』に向けて(報告)」によると、「可及的速やかに」や「喫緊の課題」など府省庁内でよく用いられる用語は、一般に向けた解説・広報などでは言い換えを推奨されているようです。
case20 流用
今回は、実際に財政課に所属される職員の方にお伺いしました。私自身は編集なので「流用」というと、チラシなど過去に掲載した広告原稿をもう一度掲載する、といった使い方をしていました。
case21 ヒヤリハット
ヒヤリハットと聞くと、ほかにも運転中の危険が思い浮かびます。業務内外問わず、日常のあらゆる場面に潜むヒヤリハット。普段から注意を払い、未然に防ぐ意識をもつことが大切ですね。
case22 送り出し
特に、初めて経験する部署に行くとなると、前部署の職員さんに付いてきてもらえると安心しますね!
case23 焼く
最近はあまり機会がありませんが、CDやMDにコピーする際には「焼く」と言っていたなと思いだしました。紙のコピーに関しても、ペーパーレス、DXが進んでいるので、職場で聞くことも少なくなっているんでしょうか。
case24 持ち回り
“持ち回り”皆さんは経験ありますか?急いで決裁をもらいたいときの“持ち回り”ですが、決裁者が出張中やお休みの場合は、途中で止まってしまうこともあるそうです……。
case25 後閲
“持ち回り”の続編“後閲”。編集担当は「こうえつ」と聞いたとき、つい編集用語の「校閲」を思い浮かべてしまいました。急ぎの文書だけに、“後閲”にしないと決済まで行かない起案も多そうですね。
case26 お見込みのとおり
応募してくれた職員さんの現場では「出ました!お見込みのとおり!」となるほど、おなじみの用語だそうです。よく聞く言葉に置き換えると「おっしゃるとおり」などが該当するようですが、書面にした際の既定の言い回しはほかにも色々ありそうですね。
著者について
中林 まどか(なかばやし まどか)さん
つくばを拠点に活動するイラストレーター・漫画家。
筑波大学大学院人間総合科学研究科 芸術専攻 修了後、5年間つくば市職員として勤務し、事務のほか、市の広報・プロモーションにかかるさまざまなイラスト・マンガ・デザインなどを担当。独立後も、地域の魅力発信に関わりながら、自治体・教育分野を中心にイラストやマンガ制作を行っている。
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