ジチタイワークス.comジチタイワークスWEB民間サービス比較無料名刺
ジチタイワークスWEB

自治体で働く
“コトとヒト”を元気に。

会員登録(無料)
ログインログイン
ログインログイン
  • 仕事仕事
  • 暮らし暮らし
  • 記事記事
  • セミナーセミナー
  • 仕事仕事
  • 暮らし暮らし
  • 記事記事
  • セミナーセミナー
ジチタイワークスWEB

自治体で働く“コトとヒト”を元気に。

X公式アカウントFacebook公式アカウント

サイトマップ

このサイトについて仕事関連のコンテンツ暮らし関連のコンテンツ記事セミナー・イベント行政マガジンログイン会員登録

関連サービス

ジチタイワークス.com民間サービス比較無料名刺調達インフォジチタイSMS
運営会社プライバシーポリシー広告掲載についてお問い合わせ

Copyright JICHITAI WORKS, INC.

山形県山形市

公開日:2019-06-27

【後藤 好邦さん】常にチャレンジを続ける“スーパー公務員”の原動力とは?

企画・政策
読了まで:3分
【後藤 好邦さん】常にチャレンジを続ける“スーパー公務員”の原動力とは?

東北まちづくりオフサイトミーティング」を立ち上げ会員を900名以上になるまで拡大させたり講演会を開いたりと、外部との繋がりを持ち、市職員の枠を飛び越えて活動している後藤好邦さん。その活躍ぶりは「スーパー公務員」とも呼ばれるほど。彼を突き動かす原動力は、いったい何なのか。インタビューをして見えてきたのは、ひとつの考えを貫く芯の通った姿だった。

※下記はジチタイワークスVol.6(2019年6月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。


誰のための「安定」かを考える

公務員=安定。多くの方々はこう思っているかもしれません。確かに、身分が保証されているという面では「安定」と言えます。しかし「だから公務員になれば大丈夫」というわけではない。公務員という仕事は「いろんなチャレンジができる」から「安定」している。私は、そう考えています。

たとえば民間企業だったら、会社の方針にそぐわないことをしてしまうと、極端な話ですがリストラされる可能性があります。ところが、公務員であれば「市民の意見」をもとにあらゆることに挑戦できます。法に触れていなければよほどのことがない限りクビになんてなりません。自分の人生のための「安定」ではなく、目の前の人のために「安定」を活かす。それが、私たち公務員の誇りであり一番の魅力だと思っています。

オフからオンへの思考法

山形市役所に入庁した頃からこの考え方は変わっていません。まずは何でもやってみることが大切だと常々思っています。とはいえ、チャレンジの仕方がわからない人もいるでしょう。そんな方にぜひ実践していただきたいのが「オフからオンへ」です。

たとえば、地域のためにできることはないかと考えたときに、まずはプライベート(オフ)でボランティアなどに参加してみる。そこで得たノウハウを仕事(オン)に生かすのです。役所の職員は役所の中でしか活動できないと思われがちですが、そんなことはありません。平成21(2009)年に数名の仲間と立ち上げた「東北まちづくりオフサイトミーティング」も、オフから始まり気づけばオンに繋がっていました。外に出れば多くの知見に出会えますから、プライベートを活用してみてほしいですね。

仕事の目的を見つめる

自治体職員は3~5年で異動することがほとんどです。部署が変わるたびに覚えることが増えて大変な面もありますが、これもまた「チャレンジ」。どの仕事にも、達成した先には市民や住民の笑顔や喜びが待っています。自分の仕事の目的は何なのか。常にこのことを頭に入れていれば、何をすべきかイメージできますし、仕事で結果を残すことにもつながります。

この「仕事の目的を考える」は、改善業務を担当する際にも言えること。「毎年改善を求められてもどうしたらいいのか」と悩む方もいますが、それは手段が目的化しているからかもしれません。つまり「改善すること」がゴールになっている。そうではなく、目的を達成するために何をすべきか思い描いてみるのです。そうすれば、改善に向けたアイデアがどんどん生まれていくはずです。

育児休暇にもチャレンジ

私のことを「スーパー公務員」と呼ぶ方もいますが、とんでもない。評価していただけることはありがたいですが、自分自身はごく普通の公務員だと思っています。チャレンジを続け、失敗してもあきらめずに継続してきた。ただ、それだけです。

実は先日、一週間の育児休暇を取得しました。これもまた私の「チャレンジ」。普通の有給休暇と違い、「妻と一緒に子どもを育てる」という使命感を持っての休暇なので意識が自然と育児に向きますし、改めて妻の大変さを実感できました。まだ「男が育休なんて」という意見が残る世の中ですが、他の男性職員にも体験してみてほしいと、強く感じました。そのためには、やはり自分が挑戦する背中を見せ続けることが重要だと考えています。

PROFILE

1994(平成6)年に山形市役所に入庁。「東北まちづくりオフサイトミーティング」を立ち上げるなど、自治体職員が横のつながりを持つ機会を設ける。現在、職員向けの実用書を執筆中。

カテゴリ

企画
育休
企画
育休

関連記事

【連載】地方創生の新たな展開-岸田内閣審議官に聞く[中]第2世代交付金と新たな支援制度とは。
2025-11-21
企画・政策

地域活性化のユニークな事例16選|成功要因と自治体の実践ポイントも解説
2025-12-03
都市整備・上下水道

企業版ふるさと納税で成果を目指す、実践のポイントとは?
New2025-12-15
企画・政策

【連載】地方創生の新たな展開-岸田内閣審議官に聞く[中]第2世代交付金と新たな支援制度とは。
2025-11-21
企画・政策
地域活性化のユニークな事例16選|成功要因と自治体の実践ポイントも解説
2025-12-03
都市整備・上下水道
企業版ふるさと納税で成果を目指す、実践のポイントとは?
New2025-12-15
企画・政策

関連セミナー

“伝わる広報”をつくる!〜誇れるまちの情報を届ける工夫と時間の作り方〜
2026/02/27(金)
14:00~15:40
企画・政策

“伝わる広報”をつくる!〜誇れるまちの情報を届ける工夫と時間の作り方〜
2026/02/27(金)
14:00~15:40
企画・政策
  1. ホーム
  2. 記事
  3. 企画・政策
  4. 【後藤 好邦さん】常にチャレンジを続ける“スーパー公務員”の原動力とは?

PR

ランキング

部活動の地域移行はいつから?保護者・教員の負担や課題を事例とともに解説

1

部活動の地域移行はいつから?保護者・教員の負担や課題を事例とともに解説

森林環境税を分かりやすく解説!いつから始まる?いくら払うのかを徹底紹介

2

森林環境税を分かりやすく解説!いつから始まる?いくら払うのかを徹底紹介

【区長の本音<10>杉並区長・岸本 聡子さん】区民との対話で未来をデザイン。

3

【区長の本音<10>杉並区長・岸本 聡子さん】区民との対話で未来をデザイン。

  1. ホーム
  2. 記事
  3. 企画・政策
  4. 【後藤 好邦さん】常にチャレンジを続ける“スーパー公務員”の原動力とは?

都道府県で初のGoogle Workspace 全庁導入|秋田県が切り拓く業務効率化とDXの未来

4

都道府県で初のGoogle Workspace 全庁導入|秋田県が切り拓く業務効率化とDXの未来

地域活性化のユニークな事例16選|成功要因と自治体の実践ポイントも解説

5

地域活性化のユニークな事例16選|成功要因と自治体の実践ポイントも解説

行政マガジン ジチタイワークス

Vol.412025年12月発行

中小企業の一歩を促し削減目標に向けて前進!

最新号&Back Number
最新号&Back Number
個人配送を希望する
個人配送を希望する