※下記はジチタイワークスVol.21(2022年8月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
職員一人ひとりが業務の効率化を図る「一職員一改善提案制度」を、平成21年度から実践するさいたま市。年2回の強化月間には、1人1件以上の業務改善内容と実践結果を報告。ここ数年は毎年1万6,000件を超える事例が報告されているという。「普段から小さなことでも創意工夫を積み重ね、職員一丸で働きやすい職場風土づくりを実践しています」と担当者。
職員の意識を維持するため、多くの課で再現できる事例は、定期的に「カイゼンニュース」を発行して庁内に共有している。さらに、民間企業の経営者などと一緒に優秀な事例を審査し、市長が表彰する「カイゼンさいたマッチ」を毎年開催。10年以上続く取り組みの成果として、全庁で時間外勤務が減少傾向にあるという。「管理職も率先して実践することで、各自が楽しみながらも、より責任をもって業務に取り組むようになりました。市民サービスの向上にもつながっています」。事例は同市ホームページから確認できるので、ぜひ参考に。
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さいたま市 都市戦略本部 行財政改革推進部