異動や昇進、副業、転職…公務員を悩ませるキャリアの問題。
この連載では、キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、公務員の仕事やキャリアに関する著作も多い小金井市の堤直規さんに、公務員のキャリアに関するお悩みに答えていただく。
※著者の所属先及び役職等は2022年2月公開日時点のものです。
※各記事の掲載情報は公開日時点のものです。
【相談】異動が多い公務員。専門性を高めるためにはどうしたらよいですか?
第1回は、「専門性の高め方」に関するお悩みについて、執筆いただいた。
今回の相談者
「異動が頻繁にある中で、強みを磨き、専門性を高めるためにはどうしたらよいですか?」(20代女性)
【相談】公務員に向いていないのでは…転職すべき?
第2回は、「公務員に向いていないのではないか?」というお悩みについて執筆いただいた。
今回の相談者
「公務員に向いていないのでは…と悩んでいます。転職した方がいいですか?」(20代男性)
【相談】家事・育児との両立が大変で、昇任に意欲的になれません…
第3回は、「仕事と家事・育児の両立」に関するお悩みについて、執筆いただいた。
今回の相談者
「家事・育児との両立が大変で、昇任に意欲的になれません。でも、このままだとマミートラックにはまってしまいそうで心配です」(30代女性)
【相談】現在公務員ですが、副業を考えています。どうしたら認められますか?
第4回は、「公務員の副業・複業」に関するお悩みについて、執筆いただいた。
今回の相談者
「副業を考えていますが、どうすれば認められるのでしょうか? また、公務員にとって、副業はどんな意味を持つのでしょうか?(40代男性)」
自分の持っている資格を活かして、地域のNPOで副業をしたいと思っています。どうしたら認められますか?
【相談】定年後、どのように働くのがいいかイメージが湧きません。どう備えればいいでしょうか?
最終回となる第5回は、「公務員の定年後」に関するお悩みについて、執筆いただいた。
今回の相談者
「定年後、どのように働いていけばいいかイメージが湧きません。どう備えればよいでしょうか?」(50代男性)
現在50代後半で、あと数年で役職定年を迎え、定年退職も遠くはありません。社会人としてのすべてを公務員として過ごしてきたため、定年後に何をしていけばいいのかわかりません。今からできる準備などはあるのでしょうか。
堤 直規(つつみ なおただ)さん
小金井市企画財政部企画政策課長、キャリアコンサルタント(国家資格)。
1971年生まれ。東京学芸大学教育学部卒業、同大学院社会教育専攻修了。2001年小金井市入所。前職はIT関係。情報システム係、国保税徴収担当、企画政策係長、納税課長、行政経営担当課長、新型コロナウイルス感染症対策担当課長を経て、2022年4月から現職。2018年にキャリアコンサルタントとして登録。
著書に『公務員1年目の教科書』(学陽書房 2016年)、『公務員ホンネの仕事術』(時事通信出版局)等5冊。2022年度は月刊『ガバナンス』に「キャリアを拓く!公務員人生七転び八起き」を連載。趣味は旅行と日本酒・ワイン。特にキャンピングカーでの気まま旅。