東京都杉並区

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【役所食堂 この一品】根強い人気の本格派!杉並区役所の「ひよこ豆入りキーマカレー」

息抜き
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【役所食堂 この一品】根強い人気の本格派!杉並区役所の「ひよこ豆入りキーマカレー」

“早い”“ 安い”から地域との接点へ!自治体職員の胃袋を支える庁舎の食堂・カフェが近年、変貌を遂げています。この連載では都道府県庁や市区町村役場を代表する“この一品”をご紹介。そこには各自治体の特色や地域の誇りも垣間見えます。きょうのメニューは東京都杉並区役所の「ひよこ豆入りキーマカレー」。ぜひその魅力をご堪能あれ!

※記事の営業時間、価格など掲載情報は公開日時点のものです。

やさしい味わいの中からスパイスが香る。

杉並区役所1階に位置する「FikaFika(以下、フィーカフィーカ)阿佐ヶ谷店」は、季節のスイーツと充実したドリンクが看板の庁舎内カフェ。お昼には、職員のランチにも使える食事メニューを提供しています。「おにぎりセット」(税込650円)や「野菜とお肉のそぼろ丼」(同650円)、各種うどんなどが揃う中、今回ご紹介するのは「ひよこ豆入りキーマカレー」(同700円)です。

このお店の前身は、公益財団法人「杉並区障害者雇用支援事業団」が庁舎内で運営していた福祉喫茶「てんとう虫 阿佐ヶ谷店」です。平成19年から営業を民間に引き継ぎ、フィーカフィーカとして生まれ変わりました。

人気のキーマカレーは、看板に“ちょっぴりスパイシー”とある通り、やさしい味わいの中から本格的な香りが立ち上る絶妙なバランス。ひよこ豆の存在感が食べごたえを演出し、上に載せられたゆで卵のスライスが温かい彩りを添えます。小さなデザートがついてくるのもうれしいポイントです。

お弁当テイクアウトで職員さんを応援。

お昼にお弁当などを販売するテイクアウトコーナー
お昼にお弁当などを販売するテイクアウトコーナー

席数は36席と広くはありませんが、正午過ぎには連日、お店の前の特設コーナーに職員さんの長い行列ができます。

区民にも広く利用されており、皆さんのお目当てはお弁当のテイクアウト。主菜・副菜2種・ごはんという構成で、主菜と副菜は日替わりで提供されています。杉並野菜を中心に、隣接する練馬区や中野区の野菜も使ったヘルシーなメニュー。お値段が600円(税込、令和8年7月から650円)とリーズナブルなのも、好評を集めている理由の一つです。

お弁当のほか、おにぎりも数種類を用意しており、こちらも人気とのこと。業務が忙しくて十分なランチ時間を確保できない職員さんにとっては頼りになる選択肢ですね。

お弁当にはリユース容器を採用。またテイクアウトのコーヒー購入にはマイカップの持参を呼び掛けるなど、環境面に配慮しているのも特色です。

障害者雇用と地産地消の発信拠点に。

フィーカフィーカを運営するのは「ワールドビジネスサポート」。アパレルでおなじみのワールドグループの特例子会社で、障害者雇用に取り組んでいます。「てんとう虫」から引き継ぐ際には、店で訓練を受けていた障害者をそのまま採用。その後も、障害のあるスタッフの就労支援を進めながら営業しているそうです。

店名のフィーカフィーカはスウェーデン語で“お茶を飲む・ゆっくりする・くつろぐ”という意味とのこと。障害があっても一緒にいきいきと働ける場をつくりたい、という思いが込められています。

杉並区は「障害者施策推進計画」に基づき、障害者の就労促進に力を入れています。また都市農業を活かした地元農産物の地産地消も区政の大きなテーマ。フィーカフィーカは、そんな施策を発信する意味でも、貴重な存在といえそうです。