栃木県佐野市

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【Be Unique】全国の“佐藤さん”にアプローチし、関係人口の拡大につなげる。

企画・政策
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【Be Unique】全国の“佐藤さん”にアプローチし、関係人口の拡大につなげる。

※下記はジチタイワークスVol.42(2026年2月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。

日本で最も多い名字とされる佐藤さんは、約200万人いるという。起源は平安時代、佐野に城を構えていた武将・藤原秀郷公にあるとされ、佐野の”佐“と藤原の”藤“を合わせて佐藤となったという説がある。

令和2年、佐野市は「佐藤さんゆかりの地」聖地化プロジェクトとして、3月10日に「佐藤の会」を発足させた。全国から入会を募り、会員証を発行。市内企業や団体が「佐藤さんおもてなし隊」を結成し、会員証提示で飲食店などの割引やサービスが受けられる仕組みを整えた。佐藤以外の名字でも入会でき、会員数は令和7年12月時点で約4000人。入会は無料だが、5000円以上のふるさと納税を行うとプレミア会員に切り替わる仕組みで、関係人口の拡大やふるさと納税の増収を図っているという。

毎年3月10日には、イベントを開催する。令和7年は、鈴木さんとの交流を深めるべく、「佐藤vs鈴木草野球大会」を実施した。選手は公募の結果、応募多数のため選抜され、プライドをかけた熱き戦いが繰り広げられたという。「約600人が観戦に訪れました。令和8年はサッカー対決を開催予定です」と吉沼さん。積極的なSNSの活用により、さらなる盛り上がりを目指している。

草野球大会の様子(左)と、プレミア会員1年目にプレゼントされるオリジナルピンズ(右)。


佐野市 総合政策部 総合戦略推進室
吉沼 聖尚(よしぬま きよたか)さん