長崎県長崎市
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【Be Unique】シルバー人材センターと連携して、シニア世代のスマホ利用を促進する。
情報政策
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※下記はジチタイワークスVol.41(2025年12月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
近年、高齢者に向けてスマートフォンの利用を促進する取り組みが全国で進んでいるという。長崎市では、地域のシニア世代が集まる場所でスマホの操作方法を教える「スマホサロン」を実施している。従来のスマホ教室は時間や場所が決まっており、興味をもち都合のつく人が参加することが多い。一方、スマホサロンは身近な場所で開催され、参加しやすいのが特徴だ。関心が高くない人にも参加を促せる仕組みが、大きなポイントだという。講師となるサポーターは、シルバー人材センターに登録している市民で、同市が実施する養成研修を修了した人たち。報酬を得ながら活躍できる仕組みだ。同市では、スマホサロンの開催受付からサポーターの派遣までを包括的にシルバー人材センターに委託しているため、事務的な手間はほとんどないという。
令和5年度に始まった取り組みで、令和6年度には35回開催し、431人が参加。サポーターは37人で、”やりがいにつながっている“という声が上がる。体への負担が少ないことから女性サポーターから好評で、取り組みをきっかけにセンターの登録者が増えている。川道さんは確かな手応えとともに、「年100回の開催を目標に、活動の場を広げていきます」と展望を語る。



長崎市 情報政策推進部 DX推進課
川道 寿(かわみち ひさし)さん
















