自治体で働く“コトとヒト”を元気に。
公開日:2024-03-29
ジチタイワークス増刊号「感謝劇場」とは? 行政マガジン編集室が、事例紹介を中心とした通常号とは趣の異なる「増刊号」をつくりました。 「感謝・ありがとう」をコンセプトにした、その名も「感謝劇場」。略して、カンゲキ号です! 公務員の誰もが主人公になり得る、様々な視点での「ありがとうのドラマ」を取材し、紹介しています。
※下記はジチタイワークス 感謝劇場号(2024年3月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
●住民が快適に暮らせる社会をつくるため、自治体で日々取り組まれている課題の多くは、全国共通であるものが多い。その一方で、ある地域にとっては些細な取り組みでも、同じ課題に向き合うほかの地域にとっては特別な場合があるかもしれない。
「オンライン市役所」は、現役公務員なら誰でも参加できるプラットフォーム。地域や所属を越えて課題や経験を共有し、支え合うことで互いを高めていく場所だ。一人ひとりの工夫が338万人の公務員に共有されたら……。困ったときに知恵を借りられたら……。小さな経験のシェアは大きな価値を生み、地域を元気にできるのではないだろうか。
ここでは、その参加者同士が「ありがとう」の思いでつながっている活動の数々を、一人ひとりの声で紹介する。
前例がなく、正確性とスピードが必要だった「新型コロナウイルスワクチン接種」。情報交換会を64回開催し、延べ1万人以上が参加。次々と変わる状況に応じて具体的な対策を共有・議論し、「全国共通課題を解決していったグループ活動の代表例」といえる。
新規採用や異動のあった公務員向けに、担当業務の「基礎」を分かりやすくまとめた30分のライブ動画を配信。各分野の経験豊富な職員を講師に迎え、「○○担当になったらまず押さえておきたいポイント」などを紹介。これまでに「税務」「生活保護」「ふるさと納税」など約30講座を開催している。
オンライン市役所のFacebookグループには、約6,000人の公務員が参加。業務関連の質問や困り事を掲示板形式で投稿すると、参加者からスピーディに「うちではこうしています」「こんな先進事例がありますよ」などのコメントが!効率的に必要な情報を得ることができる。
成功事例のシェアや講座での学び、困り事の相談投稿など、いつでも・どこからでも気軽に全国の公務員とつながることができるのは「オンライン市役所」ならでは。その活動全体について、「参加してよかった!」「ありがたい!」のTHANKSメッセージを紹介!
オンライン市役所への参加はこちらから
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課題の共有や経験のシェアで、地域を越えて「ありがとう」が連鎖する。
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