ジチタイワークス

バズる選挙啓発活動?!EVミニカーで投票率アップへ

投票率アップに向けた取り組みがマンネリ化して、頭を抱えている自治体も少なくないという。そんな中、EVミニカーを使った、ある選挙啓発車両が注目されているそうだ。幅広い年齢層の関心を引くという、その理由を聞いた。

※下記はジチタイワークスVol.23(2022年12月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供]ウォーターワンカーデザイン株式会社

近年のコロナ禍によって啓発グッズの配布が困難に。

投票を呼びかける選挙啓発活動は、これまで主要駅前などでティッシュやチラシの配布を行っていた自治体も少なくないだろう。ところが近年はコロナ禍により、それらのように接近・接触する啓発活動が難しくなっている。また、若年層の低い投票率も、乗り越えるべき大きな課題として付きまとう。選挙への関心を集めるためには、新たなアプローチが求められているタイミングだといえるだろう。

そんな中、地域密着かつ対面・非接触で、若年層からの受けも良い広報手段を探る自治体から、「ウォーターワンカーデザイン」が提供する「デコレンタ」が注目されているという。同サービスは、EVミニカーの車体全面に広告をラッピングした、“走る宣伝媒体”だ。「ボディーは、当社が創意工夫を凝らしたオリジナルです。首都圏を中心に様々な自治体で、知事選や市長選などの選挙啓発活動にご利用いただいています」と同社の宮内さん。

重宝される理由として、まずコンパクトなサイズを挙げる。「軽自動車と比べて約55%も短いので、とにかく小まわりが利きます。行き止まりの住宅街でもさっと転回できますし、迷惑駐輪や放置自転車などで窮屈になった細い路地にも進入できます。エリア内をくまなく走れるのは、大きな利点ではないでしょうか」。

見かければ思わず振り返るインパクト大のルックス。

コンパクト性のほかにも、投票日や会場などの告知アナウンスが収録された音源をスピーカーから流せたり、ユニークな見た目をしていたりと、関心を集めるための工夫が随所に凝らされている。まちを歩いている多くの人が振り返るほどにインパクトがあり、写真を撮られることも多いという。「デコレンタはいわゆるオフライン広告です。でも若い方々を中心に、毎回必ずと言えるほどSNS上にも投稿・拡散されています。結果的にオンライン広告としても機能していると感じます」。

まるでおもちゃのようにキュートな車両は、子どもからも人気だという。「駐車していると、目を輝かせて車両に寄って来るお子さんが多いんです。そのときに“これなぁに?” “選挙の車だよ”と、親子の会話が生まれている場面もよく目にします。“未来の有権者”にも、興味を抱いてもらえるのはうれしいですね」と顔をほころばせる。そんな“人気者”のため、「投票日当日は投票所の前に車を停めて、看板代わりにしている自治体もあります。興味をもった住民にとっては撮影スポットになりますし、自治体にとっては啓発活動のPRにもなるので、一石二鳥だと喜ばれています」。

通りかかった子どもが思わず立ち止まるほどの誘引力。

リピート率は6割以上※、選挙以外でも活用できる。

走行に関しては、ほとんどの自治体が「運転代行プラン」を活用しているという。実施状況は、同社から届く詳細な報告書で確認できる。報告書には、走行スケジュールやエリアなどのほか、停車時の写真も添付。特に喜ばれるのが、住民からどのような反応があったかをまとめた“声かけ事例集”だという。「選挙カーだと、音量に対するクレームも少なくありません。でもデコレンタは親しみやすい見た目だからか、“お疲れさま” “さっき投票してきたよ”といった、温かい声をかけていただくことが多いんです」と生の声を語る。

ほかにも、期日前投票ができる場所を教えてほしいといった、選挙への関心の高まりを感じさせる質問も多いという。「若い方やお子さんに興味をもっていただくきっかけになり、選挙全体のイメージアップに貢献できたら」と意気込みを語る。最近では実績を知ったほかの自治体からも問い合わせが増え、リピート率も6割を超えるという。また、選挙啓発活動だけでなく、人権啓発活動やスポーツイベント、マイナンバーカードのキャンペーン告知などでの活用も増えていると話す。

目を引くインパクトがあり、SNSでの拡散が期待できる同サービス。今後ますます活躍の場が広がりそうだ。

※ウォーターワンカーデザイン調べ

ウォーターワンカーデザイン
宮内 宏己(みやうち ひろき)さん

若年層からも好評の啓発活動で投票率のアップを目指す。

選挙啓発車両「デコレンタ」の強み

1.小さいのに広告面が広く、高い訴求効果が期待できる

おもちゃのような斬新なスタイルと、軽自動車のおよそ半分というコンパクトなサイズ感が、人の目を引き付ける。車体は前後左右に加えて、屋根まで全てが広告面。屋根は水平ではなく尻下がりに傾けて設計しているので、5つの面にデザインを施せる。

2.騒音や排気ガスの心配がないEVミニカー

EVミニカーをベースにしているから、走行音は静かで排気ガスもゼロ。デコレンタ本体からCO2は排出されないので、地域に優しい。100Vの家庭用コンセントで充電ができ、満充電状態で約50km走行できる。

3.戦略的なルート設定で、効率の良い啓発活動

ヒアリングをもとに重点走行スポットをあらかじめ設定。例えば、若年層の投票率アップを目指すなら高校や大学などの周辺、投票率の低い地域があればそのエリアを重視したコースなどを要望に応じてアレンジできる。駅前や商店街付近など、あえて人が多い場所だけに絞ることも可能だ。

手間暇のかかる作業は全て一任

面倒な手続きや手配は、全て同社が請け負う。だから重要業務に集中できる。

全国の自治体で64件※の導入実績!

※令和4年10月末時点、同社調べ

全国の自治体に対応可能です。これまで青森から熊本まで、幅広く導入されています。多くの人に注目される個性的な見た目で、強烈な印象づけが可能です。選挙啓発活動のほかにもイベントの告知など、様々な場面でご活用いただけます。

掲載サービスの詳細はこちら

お問い合わせ

サービス提供元企業:ウォーターワンカーデザイン株式会社

TEL:045-414-1022
住所:〒220-0023 神奈川県横浜市西区平沼1-1-3 合人社高島橋ビル6F
E-mail:miyauchi@waterone.co.jp

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