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自治体DXにおける現状の課題を描いた「自治体DXこまりびと図鑑」~支援するソリューションも紹介~

令和4年6月、内閣官房により「デジタル田園都市国家構想」の基本方針が発表された。これにより地方自治体は、デジタル技術を活用した、より幅広い社会課題解決に取り組むことになる。迅速なアクションを求める国の動きに、地方は追いついているといえるだろうか。行政マガジンの読者アンケートや取材等を通じて編集室が集めた自治体職員の声によれば、まだまだDXに対するハードルや困った状況は非常に多くあるようだ。

そこで今回は、そんな「自治体DXこまりびと」たちの10シーンを図鑑風にイラスト化。多少のデフォルメはあるものの、見て「ドキッ」とする職員もいるのでは?また、そんな数々の困りごとを支援するソリューションを併せてご紹介。「すべてを突破する」をスローガンに、多岐分野にわたるサービスを展開するTOPPAN(トッパン)に取材協力をいただいた。

Supported by TOPPAN(凸版印刷株式会社)

「自治体DX こまりびと図鑑」ファイル一覧

File1.DXの知識や学び不足で困った! File2.DXって何をすればいいの?で困った! File3.人手と時間不足で困った! File4.情報が届かなくて困った! File5.いまだに紙頼みで困った! File6.観光施策がマンネリで困った! File7.住民の防災意識の低さで困った! File8.多言語の壁で困った! File9.人口が減って困った! 10.健康事業の課題分分析で困った!

 

File01 [DXの知識や学び不足]で困った!


【こまった!シーン】 DX勉強会なのに、紙の資料が山盛り。 【テーマ・部門】 自治体DX全般 【こまりびとのホンネ】 1 . 時代の変化に職員が対応できていない。 2 . 職員全体の知識のレベルが高くない。 3 . 全庁的な推進が必要と分かっているが、難しいと感じる。 4 . 用語も、なんとなくしか分からない。 5 . 特にベテラン職員の知識不足を課題と感じる。 ▼そんな困ったを助けるコンテンツ▼

DXのキホンを学ぶ政策レポート

■ 政策レポート|「自治体DX推進計画について」
総務省、デジタル庁が中心となって推進している「自治体DX推進計画」について解説しています。

■ 政策レポート|「デジタル社会を実現するための重点計画について」
デジタル庁が中心となって推進している「デジタル社会の実現に向けた重点計画」について解説しています。

■ そのほか、キホンを学ぶ記事はこちら


 

File02 [DXって何をすればいいの?]で困った!


【こまった!シーン】 おや?無効の部署では風邪でも流行っているのか? 【テーマ・部門】 自治体DX全般 【こまりびとのホンネ】 1 . デジタル化で何をできるのか想像できる人材が足りない。 2 . DXの利活用で何を省力化できるのか知りたい。 3 . 実務にどう当てはめればいいか分からない。 4 . どんなことから取り組めばいいの? 5 . 各施策はどのようにDXと結びつくの? ▼そんな困ったを助けるコンテンツ▼

「DX × 実務」のあり方を知るセミナーレポート

■ セミナーレポート|「自治体と市民のデジタルタッチポイント整備とその意義」
つくば市が市民とのデジタルタッチポイントとしてスマートシティアプリ「つくスマ」を開発した経緯についてのセミナーをレポートしています。

■ セミナーレポート|「史跡のデジタル想定復元の魅力」
史跡のデジタル想定復元およびVR・メタバースの魅力についてのセミナーをレポートしています。

■ そのほか、様々な実務に対応したDXソリューションを紹介


 

File03 [人手と時間不足]で困った!


【こまった!シーン】 人が減っても紙は減らず残業ばかり増えてゆく。 【テーマ・担当部門】 行政手続き窓口全般・定型事務各種 【こまりびとのホンネ】 1 . 人手不足で担当職員の負担が減らない。 2 . 事務業務が多く、住民サービスなどのコア業務に集中できない。 3 . 未だにアナログな書類事務が多い。 4 . デジタル化により業務手順を変更するのが不安で検討支援が必要。 5 . 他市がどのような手順で業務改善しているのか気になる。 ▼そんな困ったを助けるショリューション▼

事務代行支援サービス【Hybrid-BPO®】

・自治体ごとの事務運営に即した支援を提案。
・アナログ・デジタル双方の業務にハイブリッド対応。
・ノンコア業務は委託し、職員をコア業務へ。

■ 【Hybrid-BPO®】|ソリューションシート

 

窓口申請業務の電子化【Speed Entry®Government】

・おくやみ関連の申請手続きをタブレットを用いた電子申請で円滑、スピーディに。
■ 【Speed Entry®Government】|ソリューションシート

通知物電子送付サービス【Speed Letter Plus®】

・自治体から住民宛に送付する通知の作成から閲覧までをDXで支援。
■ 【Speed Letter Plus®】|ソリューションシート
■ 【Speed Letter Plus®】|ニュースリリース


 

File04 [情報が届かなくて]困った!


【こまった!シーン】 ホームページや広報紙で情報を届けたと満足しがち。 【テーマ・担当部門】 住民生活・広報・防災危機管理(住民への情報発信業務) 【こまりびとのホンネ】 1 . まちのホームページを活用している住民が少ない。 2 . 広報媒体の主力はもちろん「紙」だ。 3 . 住民に情報が行き渡らず情報格差が生じている。 4 . 情報発信が一方通行でコミュニケーションに課題を感じている。 5 . 広報活動をどう工夫したらいいか分からない。 ▼そんな困ったを助けるショリューション▼

自治体ポータルサービス【クラシラセル®】

・自治体独自のネイティブアプリを簡易的に構築できるプラットフォーム。
・自治体情報を一元管理し、パーソナライズ化した情報発信が可能。
・ポータルサービスとして、各種サービス連携も実現。

■ 【クラシラセル®】|ソリューション紹介
■ 【クラシラセル®】|ソリューションシート
■ セミナーレポート|「つくば市がスマートシティアプリ「つくスマ」を開発した経緯」

 

まちの情報集約・発信サービス【PosRe™(ポスレ)】

・LINEを活用し住民の声や災害・危険情報などを収集。情報を管理し効果的に発信!
■ 【PosRe™(ポスレ)】|ソリューション紹介
■ 【PosRe™(ポスレ)】|ソリューションシート


 

File05 [いまだに紙頼み]で困った!


【こまった!シーン】 キャッシュレスじゃないの?と70代から叱られる現実。 【テーマ・担当部門】 地域活性化・観光振興・産業振興 【こまりびとのホンネ】 1 . 地域消費、観光消費を活性化したいがプレミアム付商品券などはいまだに「紙」が主力だ。 2 . 紙券の運用は担当職員の手間と印刷などのコストがかかり、負担が大きい。 3 . 電子決済サービスを活用したいが、デジタルに明るい事業主や職員が少ない。 ▼そんな困ったを助けるショリューション▼

地域独自のPayサービス【地域Pay®】

・地域で使える商品券やお買い物ポイントなどをまとめてデジタル化。
・1枚のカードやアプリによる電子化で複数の決済に対応。
・紙券を電子化することで職員の運営業務をスリム化。

■ 【地域Pay®】|ソリューション紹介
■ 【地域Pay®】|ソリューション紹介動画
■ 【地域Pay®】|ソリューションシート


 

File06 [観光施策がマンネリ]で困った!


【こまった!シーン】 新しいことに消極的だと域内の周遊を促せない。 【テーマ・担当部門】 観光振興・地域活性化 【こまりびとのホンネ】 1 . 新しいことに消極的で観光施策がマンネリだ。 2 . 観光資源の活かし方が分からない。 3 . インバウンド解禁に向けた備えが追いついていない。 4 . 観光施策がスポット重視で、「周遊促進」がうまくいっていないと感じる。 5 . 観光とDXを結びつけて考えられない。 ▼そんな困ったを助けるショリューション▼

XR/GPS多機能観光ガイドアプリ【ストリートミュージアム®】

・GPS位置情報を使って、その場所にかつてあった情景をVR/ARで再現。
・来訪者や観光客に、独自性の高い感動体験を提供。
・謎解きスタンプラリーで地域周遊を促進!多言語にも対応。

■ 【ストリートミュージアム®】|ソリューション紹介
■ 【ストリートミュージアム®】|ソリューションシート
■ セミナーレポート|「史跡のデジタル想定復元およびVR・メタバースの魅力」

 

フォトギャラリーサイネージ【CONBO】

・4Kでもマルチタッチディスプレイで美しいビジュアルを高速一括表示。
■ 【CONBO】|ソリューション紹介
■ 【CONBO】|ソリューションシート


 

File07 [住民の防災意識の低さ]に困った!


【こまった!シーン】 防災訓練には緊張感がなく災害対策やツールにも課題が多い。 【テーマ・担当部門】 住民生活・防災・危機管理 【こまりびとのホンネ】 1 . 風水害は喫緊の課題だが、対応・対策が十分ではないと感じる。 2 . 防災は住民側の知識ヤリテラシーも被害の大きさに影響するが、意識上げが難しい。 3 . 平時からの啓発が大事だが、なかなかうまくいかない。 4 . 災害を経験したことがないため、いざというときに適切に動けるかが不安だ。 ▼そんな困ったを助けるショリューション▼

オンライン津波避難訓練システム【リアルハザードビューア®】

・Googleマップ、Googleストリートビューに浸水などの災害リスクを分かりやすく見える化。
・アプリレスで誰でもスマホからアクセスできる。
・啓発が難しい住民の防災意識向上に活用可能。

■ 【リアルハザードビューア®】|ソリューションシート

【災害教育VR】

・津波や河川氾濫の恐ろしさをバーチャル空間でリアル体験。

■ 予防・減災・防災教育をVRで効果的に|【災害教育VR】

 

【リモワーナ®】

・LPWA通信規格ZETAを活用し、PCやスマートフォンから獣害対策用罠の捕獲状況を遠隔で監視できる。
■ リモート罠センシングシステム|【リモワーナ®】

【スイミール™】

・センサの設置により、遠隔で水位や冠水の情報をモニタリング。
■ 遠隔水位監視サービス|【スイミール™】


 

File08 [多言語の壁]で困った!


【こまった!シーン】 翻訳機にかけても、その精度の低さに気づけない。 【テーマ・担当部門】 住民生活・健康福祉・国際交流・多文化共生・教育委員会(外国人対応業務) 【こまりびとのホンネ】 1 . まちのグローバル化に庁内のスキルも体制も追いついていない。 2 . 外国語が話せる職員はいない(または、すごく少ない)。 3 . いまだにホームページは日本語と英語オンリーだ。 4 . 機会翻訳の制度は低いが、翻訳したことで満足している。 5 . 英語と中国語、韓国語の3つでも「多言語対応」といえるのだろうか…。 ▼そんな困ったを助けるショリューション▼

多言語音声翻訳アプリ【VoiceBiz®】

・手持ちのスマホやタブレットが専用の翻訳機に!
・音声翻訳12言語、テキスト翻訳30言語に対応。
・日本語に強い国産音声翻訳技術を採用し、自然で高精度なコミュニケーション実現。

■ 【VoiceBiz®】|ソリューション紹介
■ 【VoiceBiz®】|ソリューションシート
■ 導入事例インタビュー|「在留外国人のくらしを多言語対応で支援(東京都墨田区)」

遠隔多人数翻訳サービス【RemoteVoice™】

・音声翻訳17言語に対応!遠隔でも一度に多くの外国人とそれぞれの言語で会話ができる。

■ 【RemoteVoice™】|ソリューション紹介
■ 【RemoteVoice™】|ソリューションシート


 

File09 [人口が減って]困った!


【こまった!シーン】 移住希望者ならどんな人でも対象だと思っていた。 【テーマ・担当部門】 地域活性化・移住定住推進 【こまりびとのホンネ】 1 . 若い人が出ていき、高齢者は少なくなり、近い将来、まちは消滅の危機だ! 2 . どうすれば移住希望者を効果的に増やせるのか分からない。 3 . ホームページなどでまちに興味をもってもらえても実際に移住までこぎつけるのが難しい。 4 . 希望者の相談に細やかに対応するには、担当者の業務負担が大きい。 ▼そんな困ったを助けるショリューション▼

移住希望者へ能動的に情報を発信するWEBサービス【ピタマチ™】

・希望者の理想の暮らしにあった自治体をプラットフォーム上でマッチング。
・希望者のニーズを分析し、ミスマッチを減らし、担当課の負担を低減。
・PV数やメッセージ開封率などのレポート機能で移住定住施策の改善ポイントをつかめる。

■ 【ピタマチ™】|ソリューション紹介
■ 【ピタマチ™】|ソリューションシート


 

File10 [健康事業の課題分析]で困った!


【こまった!シーン】 膨大なデータ分析に取り組む職員の体調がむしろ心配だ。 【テーマ・担当部門】 健康推進・国保年金 【こまりびとのホンネ】 1 . 年々かさむ医療費が財政を圧迫している。 2 . データヘルス計画を策定したいが、データをどう扱えばいいか分からない。 3 . 表計算を使った分析に、担当職員が膨大な時間を費やしている。 4 . 健康事業に参加する住民は同じような顔ぶれだ。 5 . 特定検診の受診率が上がらない。 ▼そんな困ったを助けるショリューション▼

データヘルス計画策定支援サービス【計画書策定業務支援サービス&分析用BIツール】

・データヘルス計画策定に必要な住民のレセプトや健診データなど、現場業務に適したデータ分析が可能。
・課題提言から、分析、紙面の編集・印刷までワンストップで対応。
・データヘルス計画作成後の実務課題を分析し、本当に必要な健康事業の検討についてもサポート可能。

■ 【計画書策定業務支援サービス&分析用BIツール】|ソリューション紹介
■ 【計画書策定業務支援サービス&分析用BIツール】|ソリューションシート
■ セミナーレポート|「今改めて押さえておきたい、データヘルス計画策定のポイント」


 

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