大阪市西成区北西部地域包括支援センターは、(株)トラッキモGPSと(株)トレイルが提供するGPS内蔵靴:うららかGPSウォークを 利用して、要介護者「見守りセンター」の試験運用を実施。GPS内蔵靴と高精度・高機能GPSによる見守り支援の取組みを取材した。
※下記はジチタイワークスVol.6(2019年6月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供]株式会社トラッキモGPS
見守り用小型GPSを 靴で携帯する
「GPS内蔵靴」は、認知症の方の徘 徊対策のため介護現場の声から生まれ た製品だ。さまざまな見守り用のGPSが既存し、GPSの有効性は認識されているものの「サイズが大きい」「そもそも 持ち歩かない」「監視されていると感じ、 嫌がる」など、要介護者に端末を携帯してもらうには大きなハードルがあった。そこで、外出時に絶対に身につける靴のかかと部分に小型で軽量、高精度なGPSを搭載。
万が一行方不明になった場合は、スマートフォンやPCから行 方不明者の位置情報を予測・確認でき る。必要に応じて警察・自治体などにも情報を提供し、捜索への活用も可能だ。
トラッキモGPSを内蔵した介護シューズ
柔軟な運用方法で 見守る側に安心を生み出す
トラッキモGPSは世界市場で使用さ れている実績を有するGPS端末である。イスラエルのハイテク技術を利用し、準天頂衛星「みちびき」にも対応しているため、従来品と比較して高い精 度で位置情報が判明するのだ。ほかにも、標準で50端末以上の同時モニタリングによって「見守りセンター」の運用が可能。見守りの間隔は1~120分まで管理システムから変更できる。さらには各種アラームの送り先を自由に設定し、柔軟な見守りができる機能を装備していることが魅力だ。これらによって「アラームを検知してから」「玄関にシューズがなければ」位置情報を確認すればよいため、行方不明になった場合でも見守り側の混乱や不安を最小限に抑え、発見までの時間の 短縮が期待できる。
「見守りセンター」の担当者は「地域 の近隣住民による声かけにプラスして『GPS内蔵靴』のようなICTを活用した 見守り支援のシステムを構築することにより、家族など見守る側の人たちの 精神的・肉体的な負担を軽減できる。 認知症など困難を抱える高齢者が安心して暮らせるまちづくりにつながっていくのではないか」と話す。
大阪市西成区では、地域包括支援センターが主体となり、GPS内蔵靴を用いた実証実験を実施している。
トラッキモGPSのここがすごい
①高精度 ・高機能
準天頂衛星「みちびき」 に対応し、高精度で位置 を割り出せる。複数端末 の同時見守りも可能。
②通信費用は 使用開始から発生
価格には1年分の通信 費が含まれている。未使 用時は通信費用が発生 しない。2年目以降は通 信費のみ。
③無料貸し出しを 実施
無料での貸し出しを受け つけているため実物を見 て導入の判断ができる (数量限定)。詳細な資料 のみの請求も可能。
お問い合わせ
サービス提供元企業:株式会社トラッキモGPS
TEL:03-3818-2320
住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-21-19 東急虎ノ門ビル5F
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