ジチタイワークス

【連載】自治体シゴトのテキスト、「滞納整理」を学ぶ

多種多様な仕事がある自治体の現場において、人事異動は「転職」と称されるほど。これまでの経験が活かされず、途方にくれるといった話も耳にすることが多い。
そこで、ジチタイワークスでは『自治体シゴトのテキスト』という企画をスタート。多種多様な自治体業務について、その業務に精通する方にその業務のやりがいや魅力、仕事のポイントなどについて紹介いただく企画。

※著者の所属先及び役職等は2022年2月公開日時点のものです。
※各記事の掲載情報は公開日時点のものです。

滞納整理を学ぶ

第1弾のテーマは「滞納整理」。ご登場いただくのは「現場のプロがやさしく書いた自治体の滞納整理術」の著者である寝屋川市職員の岡元譲史さん。今では全国で滞納整理の研修講師を務める岡元さんだが、実は「滞納整理1年目は辞めることばかり考えていた」とのこと。岡元さんのテキストには、いったいどんなことが書かれているのだろうか。

 

基礎編
滞納整理の“やらず嫌い”を克服するためには?

基礎編では、滞納整理を 「知る」ことからスタート。自治体での滞納整理の本質や概要、仕事の流れや価値・魅力について丁寧にお伝えします。滞納整理について詳しく知ることで、皆さんの「やらず嫌い」を克服するきっかけとなれば幸いです。

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実践編
実践!型から学ぶ滞納者対応のコツとテクニック!

前回は岡元さんの「辞めたい」が「天職」に変わったきっかけに触れるとともに、滞納整理の価値を列挙してくださった。皆さんの「心のサイドブレーキ」は、無事に解除されただろうか(まだ読まれていない方は、ぜひ先にそちらを読んでほしい)。
今回は、”実践編”。長きにわたって滞納整理の現場で実践を重ねてきた岡元さんのテキストに書かれた内容は、きっと皆さんの現場でもすぐに使えるはず。ただ読むだけではなく、皆さん自身のシゴトのテキストにコピー&ペーストして、実際に使ってみよう。

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応用編
滞納者対応を極めるノウハウとは?

前回は多くの職員が不安を抱える”滞納者対応”について、その不安を解消するために岡元さんの長年の経験にもとづくノウハウを「型」として共有いただいた。
今回は、”応用編”。「滞納者対応を極める」ためのさらなるノウハウに加え、自分だけの「最強チーム」をつくるコツを伝授いただこう。 

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プロフィール

岡元 譲史(おかもと じょうじ)さん

寝屋川市 経営企画部 企画四課 課長代理兼係長(元 滞納債権整理回収室 係長)
1983年生まれ。2006年に同市入庁後、12年間にわたり、様々な債権の滞納整理に従事し、市税滞納額70%(約25億円)削減に貢献。2020年より現職。
「滞納整理に価値を見出して伝えることで、受講者の不安や葛藤を取り除く」という独自スタイルによる研修を全国で実施し、6年間で延べ3,700人が参加。受講者が給食費の滞納ゼロを達成するなど、すぐに使えて再現性の高いノウハウを伝えている。執筆に、「滞納整理のための空地・空家対策」(『税』2018年3月号)など。「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2018」受賞。プライベートでは2男児の父。PTA会長を務めるなど地域の活動も行う。
 

著書
現場のプロがやさしく書いた 自治体の滞納整理術』(学陽書房)

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