ジチタイワークス

神奈川県相模原市

備蓄食料の廃棄量を削減

神奈川県相模原市では発災当初の避難者数などを約4万6150人と想定し、その3食・3日分に当たる約42万食を備蓄している。

※下記はジチタイワークスVol.2(2018年6月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。
 [提供] 神奈川県相模原市

食料の賞味期限が5年であり、地域の炊き出し訓練で活用していたが、年間約5万食が廃棄されていた。食料の有効活用方法を考え、平成29(2017)年3月から賞味期限が迫った備蓄食料をフードバンク活動団体へ提供することで、廃棄量を削減した。

結果、廃棄量は2万6020食まで減ったが、課題も見えてきた。事務負担が大きく、また、フードバンク活動団体が食料を配布する時間を十分に確保できなかったのだ。

そこで賞味期限が近いものを「相模原市救援物資集積・配送センター」に集め、管理を簡略化。2017年度は1万7520食に減少し、アルファ化米とビスケットは廃棄ゼロを達成した。


 

受け入れ可能な量をNPOと相談しながら廃棄を減らしていく

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