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認知症の一歩手前とされるMCIの早期発見と向き合い方を日本老年精神医学会発行「MCIノート」で専門家が指南

昨今、軽度認知症障害(MCI)が注目されている。

認知症の一歩手前の状態と位置づけられているが、「世間ではこの“MCI”という言葉が独り歩きしている状態ではないか。いまこそMCIを正しく理解してもらい、誤った知識による弊害を払拭することが、早期の医療機関への相談を含め、自分らしく生きられる支えや備えにつながる」と公益社団法人 日本老年精神医学会は考えているという。

認知症の兆候を見極め、早期発見につなげるツール等の開発が進む一方で、そのあとの具体的な受け皿は整っておらず、医療機関へご本人が相談のために受診した場合でも、その指導や説明は主治医の裁量に委ねられているのが現状だ。

軽度の認知機能の低下を知ったとしても、「今どんな状態か」「具体的にどうするのがよいか」を自身で整理することで、多くの方が今の状況を客観的に捉えることができるとともに、本冊子により周囲の理解が促進されれば、よりよい接し方や適切な治療につながると思い、学会選出の専門医による「MCIノート」の企画・発行に至ったという。

*MCI=Mild Cognitive Impairment、軽度認知症障害

[提供]株式会社協和企画

こんな自治体にオススメ

・認知症支援、シニア世代の健康増進・啓発支援のツールを探している
・MCIを解説しているツールが少なく、また信頼できる発行元(監修)であってほしい
・地域の認知症疾患医療センターとの連携を促進したい
・地域の高齢化が進んでおり、特に認知症啓発が急務である
・アルツハイマー月間の啓発ツールを探している、また地域セミナー、研修会等のテキストを探している

 

「MCIノート」とは

冊子名|「MCIノート」(第1版)
発行|公益社団法人 日本老年精神医学会(理事長:池田 学 氏) 制作・販売|株式会社協和企画

 

本書の特徴

MCIを知り、そこからの行動を後押し

MCIから必ず認知症になるわけではありませんが、認知症は誰もがなる可能性のある病気です。MCIに対する準備しておくことで未来を変えていくことができます。そのきっかけになればと思います。

学会から選出された専門医が“MCI”の現在の考え方を分かりやすく解説

本冊子は臨床第一線でご活躍され、“MCI”の造詣に深い専門医が企画から構成、執筆、指導に携わりました。

認知機能の低下が気になる人がこれからの自分と生きる、ご本人のための一冊

MCIの時点、またはその前から病気についてきちんと理解し、ご自身の状態を意識しておけば対策も可能であり、適切な時期に医療機関への相談行動につながります。
本冊子には、自分のことを記録できる欄があります。自分で考え、自分の意志で自分の人生を生きるための整理をして、ご活用できるようにしています。

 

本書の概要

構成

1.MCIって何だろう
2.当事者の方々に聞いてみました
3.今後はどうしたらよいの?
4.今の自分、これからの自分を整理してみよう

発行:公益社団法人日本老年精神医学会

作成委員長:繁田 雅弘  氏(東京慈恵会医科大学精神医学講座主任教授)
作成委員(50音順):
 ・小原 知之 氏(九州大学大学院医学研究院精神病態医学診療准教授/九州大学大学院医学研究院 衛生・公衆衛生学)
 ・笠貫 浩史 氏(聖マリアンナ医科大学神経精神科学教室教授/聖マリアンナ医科大学病院認知症(老年精神疾患)治療研究センター長)
 ・品川 俊一郎 氏(東京慈恵会医科大学精神医学講座准教授)

 

ご購入方法

協和企画のECサイト(医書サイト)でお取り扱いしております。


◆定価:5,000円+税10%(20冊/1セット)
◆自治体、企業等によるご購入について
 ※1,000部以上は裏表紙に社名等の名入れ対応が可能です。
 ※1,000部以上ご購入をご検討の方は下記お問い合わせ先宛に、その旨を記載(件名)いただきご連絡をお願いします。

お問い合わせ先

株式会社協和企画 MCIノート販売担当
E-Mail:cme-contact@intage.com
件名:MCIノートについて
本文にはお問い合せ内容を入力のうえ、送信してください。

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