ジチタイワークス

【林 誠さん】WEB限定 ジチタイワークス創刊5周年特別インタビュー 「5年前、5年後」。

<プロフィール>
所沢市市民医療センター事務部長。「9割の公務員が知らないお金の貯め方・増やし方」(学陽書房)の著者。

5年前(2017年)、何をしていましたか?

財政課長として、ひーこら言いながら予算を組んでいました。また、所沢市が東京オリンピック・パラリンピックにおいてイタリアのホストタウンになったのをきっかけに、イタリア語の勉強を始めた時期でもあります。

5年前と今を比べて「(自治体・行政まわりで)変わった・進んだ」と思うことは?

WEBでの会議や研修が当たり前になりましたね。
一方で、飲み会は激減し、みんなで笑い合う機会も乏しくなりました。

5年前と今を比べて「(自治体・行政まわりで)変わっていない・進んでいない」と思うことは?

今も頑張ってハンコを押しています。
進んでいないというより、大幅に先祖返りしてしまった感があるのは地方分権。コロナ禍で、地方自治体の“国の出先機関”感が強まりました。

この5年のご自身の取り組みで思い出す「苦労したこと」は?

この2年ほどは、イベントがことごとく中止になってしまいました。ロックバンド(みなはコミックバンドと呼びますが)をやっているのですが、せっかく練習しても本番直前に中止ということが相次ぎました。

この5年のご自身の取り組みで思い出す「達成感を得たこと」は?

財政担当としては、何度経験しても当初予算が組み上がると、いつでも“やれやれ”と思うものです。コロナ初年度には、18回も補正予算を組みました。

5年後(2027年)の地域社会や自治体、公務員に期待する姿とは?

自治体で働くことが、若者の目標のようになれば素敵ですね。DXも大切ですが、自治体職員らしさも忘れないようにしたいところです。

最後に、5歳になるジチタイワークスについてご意見・メッセージをお願いします。

ジチタイワークスを読むと、自治体職員の仲間が元気に明るく楽しく働いている姿から、勇気と元気をもらえます。
みなさん、この便利な媒体を使い倒しましょう。

 

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