「文章を書くことに対して苦手意識がある」「資料をつくっても、伝えたいことが伝わらない」......。
公文書、報告書、予算要求資料など、文章を書くことが多い自治体で働く中で、こういった悩みを持つ人は少なくないのではないだろうか。
本企画では、国・都・区、3つのステージでキャリアを積み、職員採用試験・管理職試験にも携わる工藤勝己さんに、「公務員の文章力アップ」について執筆していただく。
それでは早速、あなたの文章観をアップデートする学びを見つけに行こう。
※著者の所属先及び役職等は2022年9月公開日時点のものです。
※各記事の掲載情報は公開日時点のものです。
第1回
文章力をアップさせるための極意とは?
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・文章との付き合い方
・文章の怖さ
・書く目的
・ペルソナ
・助詞力(じょしりょく)
第2回
読み手ファーストの文章を書くコツとは?
これらのキーワードが気になる方にオススメ!
・読み手ファースト
・ドリルの穴理論
・フレーミング効果
・刺さる1行
・昇任試験
第3回
読み手に感情移入してもらえる文章を書く秘訣とは?
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・共感
・画竜点睛を欠く
・推敲
・感性の磨き方
・習慣化
プロフィール
工藤 勝己(くどう かつみ)さん
葛飾区 総合庁舎整備担当部長
1985年運輸省(現 国土交通省)入省、港湾施設の地震防災に関する研究に従事。その後、1989年葛飾区役所入庁。東京都庁派遣、特別区人事委員会事務局試験研究室主査、区画整理課長、道路建設課長、立石・鉄道立体担当課長、立石駅北街づくり担当課長、都市整備部参事を経て、2022年4月より現職。道路及び下水道施設の設計、橋梁の架替え、土地区画整理事業、都市計画道路事業、連続立体交差事業、市街地再開発事業に携わる。
特別区職員採用試験及び特別区管理職試験の問題作成・採点・面接委員、昇任試験の論文採点を務める。
また、都政新報の連載記事「文は人なり」の執筆、実務研修「文章の磨き方」の講師を務める。著書に『公務員の伝わる文章教室』(学陽書房)がある。技術士(建設部門)、技術士(総合技術監理部門)、土地区画整理士。
著書
『公務員の伝わる文章教室』(学陽書房)