ジチタイワークス

千葉県我孫子市

安定しない、長期利用できないストレージ問題は、‟オールフラッシュストレージ”で解決!

基幹システム類の定期入れ替え時、事前の仕様設計やベンダーなどとの調整は、職員の大きな負担となっている。我孫子市では、導入後、長期間使用できることを前提に、ストレージを含めたシステム構成の大幅変更を図ったという。

※下記はジチタイワークスVol.20(2022年6月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供]株式会社ネットワールド

“5年ごとの入れ替え”のムダを排除するための体制を工夫。

多くの自治体が、ICT機器類の耐用年数を5年程度に設定し、定期的に入れ替えなどを実施している。基幹システムのリプレイスや庁内ネットワーク構成の大幅変更ともなると、職員はその数年前から準備が必要だが、5年期限の場合、本稼働からわずか1年ほどで次のシステムのことを考え始めなければならないのが実情という。

そうした負担を軽減するため同市では、平成24年1月に「電算システム包括業務委託」を開始。納入ベンダーと10年間の長期契約を結び、仕様設計から納入後メンテナンス、セキュリティ対策、必要に応じた機器類のアップグレードなどを丸ごと任せる体制をつくった。「ただ、総務省から“ネットワーク強靱化”“情報セキュリティ対策の見直し”などの通達が出されるたびに必要なシステムを増設せざるを得ず、ネットワークやセキュリティが“つぎはぎ状態”となっていました」と沖さん。

そこで令和4年1月の契約満了を前に、複数のベンダーへ情報提供を依頼し、仕様や条件を精査。“一度入れ替えたら10年間は使い続けたい”という同市のニーズに最もマッチしたのが、「ネットワールド」とそのパートナー企業が提案する、オールフラッシュストレージ「FlashArray(以下、フラッシュアレイ)」を据えたシステム構成だった。

“10年間の継続使用”ニーズにピッタリと合致した提案を採用。

一般的なハードディスクメモリより、フラッシュメモリの方がデータの読み書きが速いことは、以前から知られている。ただ、同容量のストレージで比べると、後者の価格の方が割高なため、大量のデータを取り扱う自治体では、導入を敬遠するケースも少なくなかったという。その点、フラッシュアレイは、独自のデータ削減技術で容量を最大限に活用できる。ハードディスクと大差ない容量単価を実現し、さらに、独自のデータ転送技術によってデータ遅延も少ないというのがポイントだ。

また、保守については、3年ごとに最新コントローラー※を無償提供するサブスクリプション契約「Evergreen」もあり、同市はそちらを選択した。「公募の前提条件が、“ネットワークを含め10年間使い続けられること”だったため、保守契約を継続することでストレージを再選定する必要がなく、業務負担を軽減し、追加コストも抑えられます。老朽化した部品を定期的に交換してくれる点も良かったですね」。

さらに、ストレージの稼働を停止させずに、容量拡張やハードウェアの交換ができるのもフラッシュアレイの特徴。「当市は2機導入していて、万が一、震災による建物被害などで片方が使えなくなった場合でも、稼働停止することなく、他方に切り替えられるという安心感があります」。

※データを適切かつ安定的に出入力するための制御を行う装置

数年後の大規模リプレイス時も無停止で業務を継続できる。

基幹システムのリプレイスに伴い、VDI(仮想デスクトップ)環境も本格的に構築した同市。「今後、細かな部分の調整などを図らなければなりませんが、フラッシュアレイはデータの圧縮率が非常に高い分、容量をムダなく活用できるのがメリットです。増設などを行わなくても、運用の幅は広がっていくはずです」。

令和7年度末には、サーバー周辺機器が耐用年数に達することで、大規模リプレイスが予定されているというが、「今回のリプレイスで、業務関連データのほとんどを仮想基盤側に移動させ、フラッシュアレイで保存しています。そのため、住民サービスを止めることなく、通常業務が行えると期待しています」と展望を語ってくれた。

我孫子市 行政管理課
沖 哲也(おき てつや)さん

パフォーマンス重視のストレージが様々な業種の使用ニーズに応える。

フラッシュアレイは独自のデータ転送技術により、データの読み書きおよび、アクセスの圧倒的な速さを実現したオールフラッシュストレージ。

負担も不安も軽減するフラッシュアレイ

1.長期間の使用でコスト負担減

サブスク式の「Evergreen」保守契約は、3年ごとに最新コントローラーを無償提供するため、従来は5年前後で必要だったリプレイスのコストが不要になる。工賃なども含めるのはネットワールド独自のサービスだ。

2.稼働停止なしのアップグレード

業務に支障をきたすシステムの稼働停止時間をなくすため、データ移行なしでコントローラー交換が行える仕組みを標準装備。無停止でのアップグレードが可能となる。

3.ストレージ容量を最大限に活用

独自技術により、データを512B単位で最適化。重複するデータを可能な限り削減し、より多くのデータを物理ストレージ内に圧縮できる。これにより、容量を最大化し、エネルギーも節約可能に!

ストレージ別重複排除ブロックの比較

“技術者目線”でのコンサルティング

幅広いジャンルの取り扱いソリューションの中から、ユーザーの規模や業態などに応じ最適な製品やサービスを提案。“技術者目線”でのコンサルティングを通じて、ユーザー業務をシステム面からサポートする。

無料ハンズオンセミナーを毎月開催中!

経験豊富なシステムエンジニアが、フラッシュアレイのセットアップから運用までを丁寧にレクチャー。少人数なので気軽にご参加ください。また、無料貸出機も用意しておりますので、ぜひご相談ください。

詳しくはこちら

 

お問い合わせ

サービス提供元企業:株式会社ネットワールド

TEL:03-5210-5081
住所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル7F
E-mail:pure-info@networld.co.jp

資料ダウンロードはこちら

メールで問い合わせる

※は必須項目です
記事タイトル
自治体名
部署・役職名
お名前
電話番号
メールアドレス
ご相談内容

ご入力いただきました個人情報は、ジチタイワークス事務局がお預かりし、サービス提供元企業へ共有いたします。
ジチタイワークス事務局は、プライバシー・ポリシーに則り、個人情報を利用いたします。

上記に同意しました

このページをシェアする
  1. TOP
  2. 安定しない、長期利用できないストレージ問題は、‟オールフラッシュストレージ”で解決!