多種多様な仕事がある自治体の現場において、人事異動は「転職」と称されるほど。これまでの経験が活かされず、途方にくれるといった話も耳にすることが多い。
そこで、ジチタイワークスでは『自治体シゴトのテキスト』という企画をスタート。多種多様な自治体業務について、その業務に精通する方にその業務のやりがいや魅力、仕事のポイントなどについて紹介いただく企画。
※著者の所属先及び役職等は2022年3月公開日時点のものです。
※各記事の掲載情報は公開日時点のものです。
チームマネジメントを学ぶ
第2弾のテーマは「チームマネジメント」。ご登場いただくのは「はじめて部下を持ったら読む 公務員のチームマネジメント」の著者である千葉市職員の安部浩成さん。現在は部長として従事しているが、係長へ昇任した当時は意気込みと裏腹に幾度と失敗も経験をしたと語る安部さん。安部さんのテキストには、いったいどんなことが書かれているのだろうか。
基礎編
はじめてのチームマネジメント、受け入れるべき変化とは?
基礎編では、チームとグループの違いを理解するところからスタート。係長になったばかりだった当時の安部さんが経験した失敗からは、チーム内の雰囲気作りの大切さを学べます。係長という仕事に対するマインドを整えるのに役立つ内容となっています。
実践編
チームを作るためにマネジャーは○○になる?うまくいくスタッフとの関係作り
実践編では、チーム化に向けたマネジャーとしての実践第一歩目をご紹介いただきます。チームマネジャーとして、様々な部署で多様なスタッフと共にチーム作りをされた経験から得たコツを公開いただいています。チーム力向上の参考にしていただけたらと思います。
応用編
チーム化において重要なこととは?
応用編では、マネジャーとしてチームを始動するにあたり直面する課題、その解決策やチームの導き方を、安部さんの経験を踏まえて語っていただきました。具体的な対応、ポイントを参考に、最強のチーム作りの参考にしていただければ幸いです。
プロフィール
安部 浩成(あべ ひろしげ)さん
千葉市総務局情報経営部長。1993年千葉市役所に入庁。総務課、政策法務課、行政管理課、中央区税務課、保健医療課、障害者自立支援課、都市総務課、教育委員会企画課を経て、人材育成課長補佐、業務改革推進課行政改革担当課長、海辺活性化推進課長、中央図書館館長などを歴任。2021年より現職。厚生省(当時)や千葉大学大学院、市町村職員中央研修所(公益財団法人 全国市町村研修財団)への派遣経験を有する。研修所では教授として、講義や研修企画等を通じた人材育成に携わる。主な著書に『はじめて部下を持ったら読む 公務員のチームマネジメント』(2020年、学陽書房)『仕事がうまく回り出す! 公務員の突破力』(2020年、ぎょうせい)がある。雑誌寄稿は「新任昇任・昇格者の行動力」(『月刊ガバナンス』2020年3月号、ぎょうせい)他多数。人材育成と行政改革がライフワーク。趣味は旅とフィットネス。
著書
『はじめて部下を持ったら読む 公務員のチームマネジメント』(学陽書房)
『自治体職員のための市民参加の進め方』(学陽書房)他多数