近年、自治体職員のメンタルヘルス不調や離職者の増加が深刻化している。「令和5年度 地方公務員のメンタルヘルス対策の推進に関する研究会報告書」によると、「精神および行動の障害」を理由とした長期病休者は10年前の約1.8倍に増加。その要因の一つとして、職員一人当たりの仕事量の増加に加え、多様化・複雑化する住民ニーズへの対応など、業務負担が大きくなっていることが指摘されているようだ。
これらの課題を解決するべく、業務環境の改善や職員の人材確保が急務となる一方、メンタル不調を防ぎ、職員がやりがいをもって働ける環境づくりが重要である。そこで、ジチタイワークスでは、「ウェルビーイング」や「ワークエンゲージメント」「メンタルヘルス」などをキーワードに、職員の皆さんの健康と働きがいを追求する自治体の取り組みや事例を紹介する。
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特集記事一覧
特集に先立ち、職員の皆さまを対象に、現状の職場環境と働きやすさに関するアンケートを実施。延べ500人以上の方々にご回答いただき、その結果から様々な課題が見えてきた。
実施期間:令和6年9月2日~16日 有効回答数:563
※アンケートは、健康保持・増進担当、管理職、一般職員に分けて集計した総数です
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※複数回答
そもそもウェルビーイングとは何か?具体的にどんなことをすればいいのか?職員のウェルビーイングを向上させる職場づくりと個人の意識改革について、分かりやすく解説してもらった。
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