「ハンコレス」「オンライン申請」「コロナワクチン予防接種訓練」自治体での事例深掘まとめ
どのような背景で取り組みを検討し、その過程には何があったのか。そして、どのように実現することができたのか。
1つの事例に着目し、その事例を深掘った記事を紹介する。
「脱ハンコ」を可能にした「福岡方式」とは?
「ハンコレス」実現までのステップを公開 2020年秋、一気に気運が高まった「ハンコレス化」。
その先陣を切った福岡市は、申請書など約3800種類について、ハンコレス化を完了したと発表し、話題になった。
ハンコレス化を実現した「福岡方式」とは一体どんな方法なのだろうか?福岡市に取材した。
オンライン申請導入を2カ月でスピード完了。三密への危機感が原動力に
新型コロナウイルス禍にあえぐ中小企業や個人事業主を救う、無利子無担保融資。
しかしせっかくの制度も、役所の担当窓口がボトルネックになってしまい、融資までの時間がかかってしまう……。
そんななかで横浜市が取り組んだのが、危機関連保証手続きのオンライン化。
必要な融資を、一刻も早くという思いで取り組み、紙ベースの手続きに加え、オンライン化をスタートさせた。
なぜここまで素早くオンライン化を実現することができたのか、
横浜市経済局中小企業振興部金融課の富澤理子さん、川口高志さん、伊藤浩士さん、
イノベーション都市推進部新産業創造課の石塚清香さんに話を聞いた。
コロナワクチン集団接種訓練、川崎市が全国に先駆けて実施
いまだ収束の兆しが見えないコロナ禍の中、状況打破の決め手として期待が高まる新型コロナ感染症ワクチン。
ただ、16歳以上・約1億人の国民に対し、超低温下で保管しなければならないワクチンを安全かつ確実、
そして可能な限り速やかに接種するためには、相応の準備と計画策定が必要だ。
そこで厚生労働省と川崎市は1月27日、全国に先駆けて新型コロナワクチンの集団接種訓練を実施した。
訓練会場の運営を担当した同市健康福祉局感染症対策課の神庭功担当課長に、
訓練の様子や実際の集団接種会場で予想される課題を尋ねた。