ジチタイワークス

福岡県中間市

空気を水に変える最先端技術を庁舎に導入し、防災意識を高める!

※下記はジチタイワークスVol.14(2021年6月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供]福岡県中間市

中間市を縦断するように流れる一級河川・遠賀川は、台風や梅雨の豪雨時、毎年のように氾濫。2年前に中間せきを新設するなどの治水対策を行ってきたが、「年に一度の天災のことは、すぐに忘れてしまいます。常に防災の意識を持っていると、それが当たり前になってくる」と同市の福田市長。水害などの災害に遭い、避難所へ行くと、支援物資で届いた水のペットボトルがたくさんあることにも疑問を抱いたという。

「ありがたいが、飲んだ後は全てプラスチックゴミになってしまう。有事の時に、マイコップやマイボトルで水を飲むことができたら……」との思いから、令和3年3月に試験導入したのが、“空気から水をつくり出す”という空気製水機。水道法が定める51項目の水質基準をクリアする水質で、電気さえあれば常時飲料水を得られるという。現在は、市民が自由に飲用できるようにと、同市の庁舎1階にその製水機を設置。最先端技術を活用しながら、防災の意識を高めている。

 

 

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