近年、気象災害が多発・激甚化しており、従来にない大雨の増加によって都市部を中心に社会課題になっているのが「内水氾濫（※）」です。一級河川などには水位計が設置されていますが、内水氾濫箇所となる水路などや樋門（ひもん）、樋管（ひかん）には諸課題により水位計の設置が進んでいません。
そのため、災害時は地方公共団体の職員が内水氾濫箇所の水位把握のため現地パトロールを行っており、人手の不足する災害対応時の大きな負荷となっています。
積水樹脂株式会社では、このような社会課題の解決に向けて、内水氾濫箇所の監視の省力化技術として「小型IoT水位センサ」を提供しています。
小型軽量・超音波式・電池駆動のリーズナブルなIoT水位センサで、従来の水位計よりも設置・導入が容易。ワンコイン浸水センサとは異なり、遠隔から現場の水位変化がパソコンやスマートフォンからリアルタイムに把握でき、管理水位を超えるとアラートメールで報知します。
刻々と変化する災害時の現地状況の把握が可能で、インフラ管理の省力化と災害情報の迅速化に貢献します。
※内水氾濫：河川堤防が決壊して起こる「洪水/外水氾濫」に対し、「内水氾濫」とは大雨やバックウォーター現象によって浸水が発生する現象
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小型IoT水位センサのこんなところがすごい！
内水氾濫箇所の水位監視に最適な小型軽量・電池駆動のリーズナブルな超音波式水位センサ
1. 小型軽量・超音波式・電池駆動のため、内水氾濫箇所への設置が容易
重量約600gと小型軽量なため河川の既設構造物への取り付けは簡単、超音波式であるため河川関係者への調整も容易。
2. 簡易なWEBアプリもご用意しており、パソコンやスマートフォンから遠隔監視が可能
管理水位を超過すると管理者にアラートメールでお知らせし、アラートメールからのWebアプリ起動も可能。
3. 通信はリーズナブルなSigfoxを採用、設置は電気通信工事が不要であるため工事費も低減
4. メンテナンスは弊社工場で行うため現地への技術者の派遣が不要、維持コストを低減しつつ計測性能を維持
5. 既存システムに接続したい場合はセンサのみの導入も可能（国土交通省 流域治水での実績もあり）
自治体の導入メリットは？
1. 遠隔から現場水位の変化を監視でき、アラートで水位上昇を察知可能
2. 一般的な水位計に較べてリーズナブルに導入・運用が可能
3. リアルタイムに時系列で水位変化を把握できるため、災害対応時および事後分析へのデータ利活用が可能
4. 災害時パトロール箇所の優先順位づけ・回数減に繋がり、貴重なリソースを災害対応に充てることができる
5. 管理の省力化・災害情報の迅速化に繋がり、国の方針であるICT活用による業務革新に該当する
（デジタル田園都市交付金の活用事例もあり）
6. 事務所・在宅・移動中の職員が同じ情報を共有できるため、多様なワークスタイルに対応できる
こんな自治体にオススメ
〇内水氾濫箇所が多く、災害時パトロールによる水位確認に多くのリソースを割いている
〇人口減少社会に向けて、DX活用・ICT活用による業務革新を進めたい
〇内水氾濫箇所に水位計を設置したいが価格が高く、水圧式は関係者への調整が手間で諦めている
〇従来の水位計は内水氾濫箇所が狭く建築限界を侵すためためサイズ・重量面で設置できない
〇ワンコイン浸水センサは浸水域の把握には役立つが、特定水位の到達時間のみで前後の水位変化がわからないため災害対応時の情報を補完したい
〇働き方改革のため多様なワークスタイルに対応したい
お問い合わせ
積水樹脂株式会社
〒105-7110 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター10階
上記お問い合わせボタンからリンクするWebサイトよりお問い合わせください
HP：https://www.sekisuijushi.co.jp/
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