医療の進歩や生活環境の改善により、日本では長寿化が進み、「人生100年時代」が訪れるといわれている。これはつまり、老後の生活が長くなることを意味し、それに伴い必要な資金も増えていくだろう。さらに、最近では物価が急速に上昇し、将来必要な資金もインフレによって増加するとされている。そのため、公務員であっても、退職後の安定した生活を送るためには、積極的に貯蓄や資産形成などによって、資金を準備する必要がある。
しかし、世の中には様々な選択肢があふれ、一体どこから何を始めたらいいか分からないという人も多いでだろう。そこで、今回の企画では、新NISAやiDeCoなどの制度をはじめ、各分野の達人(プロor専門家)が、初心者にもやさしいお金の育て方を解説!公務員ならではの要素にも着目し、投資や資産形成に関する疑問を分かりやすく説明、一歩踏み出すためのヒントをお届けする。
● 資産形成について何から考えたらいいか分からない
● 結婚や出産に伴い、人生における優先順位が変化してきた
● 教育資金・住宅資金・老後資金など、これから必要となるお金について考えている
● 公務員にとって必要な保険の考え方を知りたい
※本記事は、資産形成を推奨するものではありません。資金の備えに対する考え方の一つとしてご参考になれば幸いです。
投資で得られた利益が非課税になる制度「NISA(少額投資非課税制度)」。令和6年1月から制度が大幅に改正され、「新NISA」として生まれ変わった。旧NISA(NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA)と比較し、一体何が変わって、どんなメリットがあるのだろうか。新NISAへの疑問や不安を抱えている、そもそもNISA自体の理解も曖昧という方に向けて、制度の仕組みや変更点を、「Money&You」代表取締役でマネーコンサルタントの頼藤 太希さんに教えてもらった。
皆さんは、普段から配偶者・パートナーと一緒に、お金の話をしているだろうか?「きちんとしている」という人もいれば「全然話をしていない」という人もいるだろう。今回は、ジチタイワークスが職員の皆さんに聞いたアンケートから、配偶者・パートナーと一緒にお金や資産形成についてどのように考えていけばいいのかを、「Money&You」取締役でファイナンシャルプランナーの高山 一恵さんと考える。
資産形成の方法としてNISAの枠拡大が話題となっているが、老後資金の準備という観点では、iDeCoも有力な選択肢の一つだろう。そこで今回は、iDeCoの特徴とNISAとの違いについて、確定拠出年金アナリストの大江 加代さんに、iDeCoの魅力や活用法について詳しく伺った。
資産形成の方法としてNISAの枠拡大が話題となっているが、老後資金の準備という観点では、iDeCoも有力な選択肢の一つだろう。そこで今回は、iDeCoの特徴とNISAとの違いについて、iDeCoの魅力や活用法について詳しく伺った。
給料や賞与から天引きされているのは税金だけではない。実は、税金よりも社会保険料の方が大きな負担となっているという。 今回は、社会保険料の仕組みや、保険料を抑える方法などについて、元・東京国税局職員のマネーライター小林 義崇(こばやし よしたか)さんに教えてもらった。
家計の中に占める割合は決して少なくはない保険。それなりの保険料を支払いながらも、実は加入している保険の中身についてあまり分かっていない……。そんな方も珍しくないだろう。そこで今回は、シリーズ「今さら聞けない保険の基礎知識」として、今改めて知っておきたい保険の基礎を「ブロードマインド」平原さんが解説する。