避難所の運営効率化、混雑状況のリアルタイム発信…【防災対策の改善事例まとめ】
近年、災害が頻発化・甚大化している中、どの自治体にとっても防災対策の強化は必須である。そこで、自治体と企業がタッグを組んで、防災対策の改善を実現した事例をご紹介する。
避難所運営の効率化と市民の安心を、システムの内製で実現する。
新型コロナウイルス感染症対策による避難人数の制限やオペレーションの複雑化、人員不足などが起こり、避難所の運営が難しくなっています。そんな中、住民を守るにはどうすればいいのでしょうか。これらの課題にシステム内製で挑む、大分県別府市の事例をご紹介します。
避難所の空き具合をリアルタイムで周知し、受付の混雑も解消する。
コロナ禍において、災害が発生した際に心配されることの1つが、避難所における“密”です。そんな中「シェアクレスト」は、避難所の混雑状況をリアルタイムに周知できるサービスを開発し、課題解決に挑んでいます。その詳細を担当者の方に伺いました。
避難所での入浴が感染症の予防やストレス緩和に有効。
近年、災害が多発し、自治体が避難所を開設するケースが全国で増加しています。その際に直面する課題の1つが入浴です。長野県長野市では、水を再生循環させるシャワーを設置し、住民に喜ばれたとのこと。詳細を、危機管理防災課の渡辺さんに伺いました。
全住民に知ってほしい防災情報は全戸配布のポスティングで周知する。
万が一の災害に備え、全住民に目を通してほしいハザードマップ。風水害、地震・津波に備える最新防災情報を載せたマップを全世帯に確実に届けるため、兵庫県明石市は日本郵政グループ「JPメディアダイレクト」のポスティングを活用しています。どんな効果が得られているのか、総合安全対策室の広瀬さん、石田さんにお話を伺いました。