岐阜県垂井町の町章コラム
2022年10月のジチタイワークス本誌の表紙は「岐阜県垂井町」さまの町章をモチーフにデザインいたしました。岐阜県垂井町の皆さま、ご協力ありがとうございました。
※下記はジチタイワークスVol.22(2022年10月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
“町民の心を一つに” 思いを込めた垂井町の町章
古くは美濃国の中心として栄えた垂井町。関ヶ原の戦いや承久の乱、南北朝の動乱など戦乱の舞台にもなり、古代から近世まで、それぞれの時代にゆかりの史跡が残っています。南北朝時代から660年以上続くとされる伝統行事「垂井曳軕(ひきやま)まつり」は、地元の子どもたちによる歌舞伎の上演が見どころ。また、地名の由来とされる「垂井の泉」は、古くから“たる井の水”として詩歌に詠まれていた、まちの名所の一つです。昭和29年に合併して現在の垂井町となり、“垂”の字を図案化した町章は、昭和37年に制定されました。“地域の歴史と伝統を受け継ぎながら町民すべての心を一つに”という思いで、まちづくりが進められています。
「垂井の泉」には元禄4年に松尾芭蕉も訪れ、“葱白く洗ひあげたる寒さかな”の句を詠んでいます。
岐阜県垂井町からのメッセージ
自然や文化、日本の中心地という利点を活かし、“ひととまちが輝く 地域共創都市”を将来像に、まちづくりに取り組んでいます。2024年には、町政70周年を迎えます。緑豊かで歴史的観光名所の多い垂井町へ、ぜひお越しください。