東京都小笠原村の村章コラム
2021年8月のジチタイワークス本誌の表紙は「東京都小笠原村」さまの村章をモチーフにデザインいたしました。東京都小笠原村の皆さま、ご協力ありがとうございました。
※下記はジチタイワークスVol.15(2021年8月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
仲睦まじい親子の鳥をモチーフにした小笠原村の村章
東京から南へ約1,000km。有人島の「父島」や「母島」、無人島である日本最南端の地「沖ノ鳥島」など、30余りの島々で構成されている小笠原村。平成23年6月には世界自然遺産に登録されており、その自然の豊かさから“固有種の宝庫”や“絶海の楽園”とも呼ばれています。村の紋章は昭和58年に制定。小笠原村の頭文字である“小”の文字を、村の指定鳥であり、特別天然記念物でもある「ハハジマメグロ」の親子でユニークに表現。小鳥がさえずる様子には、村民の平和、友愛といった思いが込められ、それらを包み込む円形は、太陽・円満・発展といったイメージでデザインされているとのこと。海に浮かぶ平和な島々の様子を、幸福感あふれる雰囲気で見事にあらわした紋章です。
東京都小笠原村からのメッセージ
今年(令和3年)、世界遺産に登録されてから10周年を迎えました。今後も、この宝物を次の世代にしっかり引き継ぐことを最大の課題として頑張っていきますので、ぜひ、ご協力をお願いいたします。
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