※下記はジチタイワークスVol.20(2022年6月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
首都圏からのアクセスが良好な福島県白河市を中心とした県南エリアでは、令和3年度より「テレワークタウンしらかわ推進事業」に取り組んでいる。飲食店やジムなどが県外からのテレワーク利用者へ特典を設けるなど、地域を挙げてテレワーカーを呼び込んでいるのだ。その取り組みの1つとして注目されているのが「ゴルファーケーション(ゴルフ+ワーケーション)」。
「県南地域には、宿泊施設を有するゴルフ場が多いのが特徴。テレワークで来てもらうきっかけとして、ゴルフ場でのワーケーションを企画しました」と担当者。実施にあたり、新たな設備投資が不要なことや、平日の早朝や夕方など利用者が少ない時間を活用できるメリットもあり、ゴルフ場からは前向きな協力が得られたという。
令和3年10月の開始後、利用者からは「時間をうまく使えて仕事がはかどり、ゴルフではベストスコアまで出て最高だった」という声も。「ゴルファーケーションという造語が少しずつ浸透し、国内外からの問い合わせもありました。ゴルファーケーション発祥の地としてさらなる魅力を発信し、関係人口の増加、将来的な移住・定住にもつなげていけたら……」と期待を込める。
誌面で取り上げる独自(ユニーク)の事例を募集しています。
情報提供はこちらまで!
▼
info@jichitai.works