ジチタイワークス

【玉川 幸司さん】業務に悩む仲間へ、「仕事を通じて幸せを実感する働き方や考え方」を発信。

個性的な情報発信や活動で公務員の「型」を破り地域の魅力アップにも貢献。

対面で勉強会や情報交換会などを行うコミュニティ活動は、コロナの影響で「機会が激減した」といえるだろう。しかしこれにより、どちらかというと公務員が敬遠しがちな「オンラインでの情報発信」が活発化したのも事実。オンラインとひと口にいっても、その選択肢は多く、YouTubeでは動画を、Instagramでは写真を、noteでは文章を……と、好きな表現方法で発信できるのも魅力だ。投稿にメッセージを込めることで、それに共感する仲間探しが容易になったことは、全国公務員のネットワーク強化にひと役買っているといえるだろう。

※下記はジチタイCLASS(2022年5月発行)から抜粋しており、記事は取材時のものです。
※誌面掲載のアンケートは、ジチタイワークス会員を対象に令和4年1月14日~2月7日に実施したものです

文章力の向上にもつながります

公務員のミッションは「住民の皆さんが今より少しでも幸せになるために働くこと」だと思います。そうであるなら、まずは「自分が幸せを実感していること」が重要。私自身、以前は「仕事は苦しいもの」と考えていました。そんな私も、今では毎日楽しく働いています。自分が変われた経験を活かし、同じように仕事に苦しむ全国の仲間が変わるきっかけをつくれれば……と、経験談などをnoteへ投稿しています。約70記事の中で最も反響が大きかったのは、「公務員に就職して良かった!と思う理由トップ3」というテーマです。県内の自治体の方から「後輩に玉川さんの考え方を紹介してもいいですか?」とうれしいメッセージをいただたり、情報発信する仲間が集まるライティング勉強会に参加したりする機会も増えました。

ほかの媒体と比べ、文章に特化したnoteはコンテンツ制作に必要な時間が短いです。noteを続けることで考える習慣が身につき、文章を書くスピードも上がり、業務の時短化や自分の成長につながりました。「他人のため」と考えるとハードルが高いので、「自分のスキルアップ」を目的に、ゆるく続けることをオススメします。情報発信をする新たな仲間とのつながりを、心から楽しみにしています。


玉川 幸司(たまがわ こうじ)さん
島根県川本町(かわもとまち) 産業振興課

人口約3,200人のまちで働く地方公務員。「人生と仕事を豊かにする生き方」「幸せじゃない公務員はヤバい」を理念に掲げ、価値のある仕事と定時退庁の両立を目指している。


玉川さんの「note」はコチラ
 

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