ジチタイワークス

来年度に備える、河川の水害対策~今必要とされる「河川モニタリングシステム」とは?~

開催日:2022/10/12(水)~2022/10/13(木)

開催時間:13:30~14:50

参加費:無料

開催場所:オンライン開催(Zoom)

申込〆切:各開催日のお昼12時まで

近年、各地で豪雨による災害が頻発しており、河川の急な増水に伴う越水や内水氾濫による浸水被害が多く発生しています。もはやこういった被害は、いつどの自治体で起きてもおかしくない状況になりつつあります。

このような災害に備えるためには、河川や内水路の水位と現場の状況を監視し、そのデータを防災情報として活用することが重要です。また、国土交通省は水防法の改正に基づき、全国の河川を調査し、約1万7,000河川を洪水浸水想定区域指定対象の河川として選定することを令和7年度までの目標として発表しています。現在指定対象となっている河川が2,137河川に留まっていることを踏まえると、自治体が住民の安全を守るために監視しなければならない河川は今後増加していくと考えられます。

しかし、人力で行う監視には限界があります。対象河川が増えても問題無く正確な監視を行うためには、コストや工事の手間を抑えた、職員の負担を軽減するシステムを導入することが必要不可欠ではないでしょうか。

今回のセミナーでは新たにこの指定対象となる約14,863河川に「今、必要なこと」とは?をテーマに、初期の導入コストが不要な定額データ利用サービスの「河川モニタリングシステム」をご紹介します。また、今回は2日間の開催ですが、それぞれ違った内容でスペシャルゲストにご登壇いただきます!

※本セミナーのご参加は自治体職員様限定となっております。あらかじめご了承ください。

プログラム

13:30~13:35 主催者あいさつ
13:35~14:20 これからの河川モニタリングとは
14:20~14:40 (Day1)令和2年7月豪雨災害の概要と教訓
       (Day2)水害の理解と河川モニタリングのあり方
14:40~14:45 質疑応答
14:45~14:50 閉会のあいさつ

           

※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

 


講師・セミナーテーマ

これからの河川モニタリングとは

青木 千春 氏
太陽誘電株式会社

プロフィール

新事業推進室 新事業推進部所属


このセッションでは、河川モニタリングシステムの概要と、その3つのポイント、機器及び、監視画面を解説します。
また、実際に使用いただいた自治体からの声をご紹介します。

 

令和2年7月豪雨災害の概要と教訓

12日 Special Guest松岡 隼人 氏
熊本県人吉市 市長 

プロフィール

熊本県人吉市出身。平成13年に熊本大学教育学部を卒業。卒業後は平成19年に人吉市議会議員に当選。平成19年から平成27年の8年間市議会議員としての活動を経て、平成27年に人吉市長に就任。人吉市長として現在2期目を務めている。


令和2年7月3日から4日にかけて、人吉球磨盆地を中心に、まとまった雨が降り続き、球磨川流域並びにその周辺地区が甚大な被害を受けました。

講演では、当時の気象概要と被害状況、本市の対応と住民の思いや行動を受けて、二度とこのような災害をおこさないための心構えや備えなどについてお話します。

 

水害の理解と河川モニタリングのあり方

13日 Special Guest三谷 泰浩 氏

プロフィール

平成3年九州大学工学研究科修士課程修了後,民間会社(建設会社)に勤務。
平成9年より九州大学工学研究院助手,平成11年より同大学助教授を経て,平成25年より附属アジア防災研究センター教授。


災害対策としての河川のモニタリングは、どこでモニタリングを行うかが重要となる。そのため河川の洪水(外水氾濫)や内水氾濫の仕組みを解説し、その理解を深めるとともに、氾濫予測を防災に役立てるための洪水ハザードマップ、洪水キキクルの特徴やその活用法について説明する。これらの理解を通して、適切な河川モニタリングシステムのあり方について考える。

 

※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

 

※本セミナーのご参加は自治体職員様限定となっております。あらかじめご了承ください。

皆様のご参加をお待ちしております。

お問い合わせ

株式会社ジチタイワークス
担当:髙橋 理沙
TEL:092-716-1480
E-mail:seminar@jichitai.works

主催/株式会社ジチタイワークス 福岡県福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル7F

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