ジチタイワークス

実務にもつながる!伝える力を磨く執筆のススメ。

読者投稿ページは、自治体職員が日々の業務や活動している内容を発表・共有できる場です。読者自ら執筆した原稿の中から、編集室が選出した記事を、ジチタイワークスWEBで公開させていただきます。

ぜひ、皆さんの自治体職員としての経験や取り組みを、編集室にお届けください。

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※掲載情報は公開日時点のものです

● 投稿者(自治体職員)プロフィール

テーマジャンル : 自己啓発
投稿者名 : 執筆マン(30代)
所属部門 : 健康福祉部 生活福祉支援課

自己啓発として執筆に挑戦する。

大阪府では、毎年「地方自治」をテーマにした論文・エッセイの公募が行われています。ありがたいことに、私はエッセイ部門において2年連続で審査員特別賞をいただきました。

自己啓発の一環として始めた執筆ですが、エッセイを書くためには参考文献を探して読み込み、自分の伝えたい内容や知識を棚卸しする必要があります。しかし、忙しい日々の中で時間をつくることは、とても大変でした。それでも、日常業務をこなすだけではできない頭の整理や、知識を深掘りできたのは、大きなプラスでした。

私は窓口職場で勤務をしており、同僚のメンタルケアをテーマに執筆しました。執筆前と執筆後では、普段の同僚への関わり方が大きく改善されたのではないかと感じています。

執筆イメージ

「書く力」も立派なコミュニケーション能力。

皆さんはコミュニケーション能力と聞くと、どのような能力を思い浮かべますか。
プレゼンテーションなどの「話す力」を思い浮かべる人が多いかと思いますが、「書く力」を思い浮かべる人は少ないのではないでしょうか。

「話す力」は相手の反応を見ながら、その場で一番よく伝わる方法を考えたり、補足説明をしたりできますが、論文やエッセイは同じようにはいきません。限られた文字数において、補足説明や質疑応答なしで、自分の伝えたいことを正確に伝える必要があります。そのためには、“読み手はどういった解釈をするだろうか”という、相手の立場に立って書くことを意識しなくてはなりません。この“相手の立場で考える”ことは、良好なコミュニケーションの土台となる重要な行為です。エッセイの執筆を通してこの能力を伸ばすことができ、お客さまへの応対品質が向上したように感じます。

応募したエッセイで賞をいただけたことは、“もっといい文章を書きたい”と思わせる大きなモチベーションになりました。これからも執筆を通じて、自身の能力開発や将来のキャリアにつなげていけたらと思っています。
 

 

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