共創PFでは、Slackにチャンネルと呼ばれるチャットグループを開設。政策テーマなど目的別のチャンネルで、情報共有や議論をしているという。どんな会話がされているのか、その一部を紹介!
【デジタル庁に聞いてきました!“デジタル改革共創プラットフォーム”って何ですか?】
Vol.01 現場の声が国に届く!?「デジタル改革共創プラットフォーム」とは。
Vol.02 中ではどんな会話をしているの?ちょっとだけ公開します! ←今回はココ
Vol.03 おもしろい?こわくない?参加中の自治体職員にインタビュー!
Interview
デジタル庁 戦略・組織グループ デジタル改革共創プラットフォーム担当
左:北野 純平(きたの じゅんぺい)さん
右:渡辺 隼伍(わたなべ しゅんご)さん
Slackチャンネル解説
デジタル改革共創プラットフォーム(以下、共創PF)では、Slackにチャンネルと呼ばれるチャットグループを開設。政策テーマや目的別のチャンネルで、情報共有や議論をしているそうです。各チャンネルではどんなやりとりがされているのか、その一部を紹介します!
#デジタル田園都市国家構想
デジ田交付金に関する相談や質問、自治体間の情報交換などを行う場。
#デジタル田園都市国家構想:実際のやりとり例
子育てを担当する課の職員さんが、このチャンネルでデジ田交付金の存在を知って、情報収集したという事例がありました。「交付金を財源にできる」という前提で庁内の合意を取って、子育て関連の業務でDXの取り組みを進めたそうです!デジタル関連の部署の方だけでなく、別の部署でDXを進めようとする方にも活用してほしいチャンネルです。
#自治体窓口業務改革_行政手続きオンライン化
デジタル庁が提供する窓口DXサービスを自治体と一緒に検討したり、情報共有したりする場。
#自治体窓口業務改革_行政手続きオンライン化:実際のやりとり例
自治体窓口DXに取り組んでいる自治体職員から窓口体験調査の実例や手順書等の資料が共有されたり、業務改革の進め方についてみんなで意見交換されています。また、デジタル庁で準備を進めているガバメントクラウド上の窓口DXSaaSについて、企画段階から意見交換するなどフィードバックをもらっています。企画段階から実際に利用する自治体職員の意見を反映できるようにしたことは画期的なことだと思っています。投稿者の熱量も高い!
#標準化-ガバメントクラウド
基幹業務システムの標準化や、ガバメントクラウドについて意見を聞き、話し合う場。
#標準化-ガバメントクラウド:実際のやりとり例
例えば、「そもそも何のために標準化するのか」「住民にはどんなメリットがあるのか」といった率直な質問が出てきたりします。それに対して、ほかの自治体の方が意見を出したり、デジタル庁の職員が意見を返していたりするんですね。重要な施策だからこそ、それぞれの立場で本音を出せることが大事ではないかと個人的には思っています。非常に関心が高い分野で、投稿も一番多いんじゃないでしょうか。
#ai活用
ChatGPTやAIについて情報交換をしたり、活用例を共有したりする場。
#ai活用:実際のやりとり例
「デジ_z_雑談」というチャンネルの中でAIの活用に関する意見交換がよくなされており、盛り上がっていました。また、ここ最近ChatGPTの話もよく話題に上がっていたところ、利用者からの要望もあり、AIの活用に関する専用の情報交換用のチャンネルとして「ai活用」チャンネルを立ち上げました。やはり、皆さんChatGPTに関して興味を持たれているようで、闊達な情報交換がされています。できたてホヤホヤのチャンネルですので、ChatGPTやAIに興味がある人はぜひご参加いただけるとうれしいですね。
#今日の一枚
地域のイベントや地元の風景、今日の出来事をSNS感覚で何でも投稿して楽しむ。
#今日の一枚:実際のやりとり例
地域のイベント、おすすめスポット、今日の自治体の出来事から地域の特産のPRを兼ねた今日の晩ごはんの写真まで、地域の魅力を他自治体から参加される方に知っていただこうと、思い思いに投稿されています。地元から見える夕日や富士山の写真など、その地域ならではの写真がアップされていることも。DX関係の写真に限らず様々な写真が投稿されるため、眺める側も好きなスタンプを押したりして気軽に楽しんでほしいですね!