令和2(2020)年から始まるプログラミング教育。学校現場から「どう進めたら良いのか」と戸惑いの声も上がる中、「教えやすく学びやすい」と注目を集めるプログラミング学習ソフトがある。
開発の経緯をワオ・コーポレーションの小林 大陸さんに聞いた。
※下記はジチタイワークス教育・ICT号(2019年10月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供] 株式会社ワオ・コーポレーション
誰もが使える教育支援ツール
プログラミング教育の必修化が目前だが、学校現場の準備は十分だろうか。「試験的導入は上手くいった」という声もあるが、そもそも試験段階ではIT関係が得意な先生たちが現場を引っ張っていたというケースが多く、必修化の後には得意・不得意を問わず誰もが児童を指導しなくてはならない。そのためにも、使う人を選ばない学習用ソフトウェアが必要だ。
こうした状況の中、注目を集めているのが、ワオ・コーポレーションが提供する小学校低学年向けのプログラミング学習ソフト「ワオっち! はじめてのプログラミング」だ。
子ども思い+現場目線+低コスト
「ワオっち! はじめてのプログラミング」は、アプローチの異なる2つのソフト(下記参照)がセットになったもので、全国の家庭で使われている教育アプリシリーズ「ワオっち!」のひとつだ。シリーズ累計850万ダウンロード※というこの人気教育アプリシリーズに対し、教育関係者から「学校で使いたい」という声が多く寄せられ、要望に応え開発されたという経緯がある。教育関係者の心を掴んだのは、その使いやすさだ。「児童の楽しい学びと、先生のストレス軽減を実現するため、あえて機能を限定しシンプル化しています」と小林さんは語る。
シンプルゆえに、プログラミングの知識がなくても抵抗なく使え、先生が全て説明しなくても児童が自ら学ぶことが可能。また、スクールライセンスなので低コストで導入できるという点も評価されている。「子どもたちが『プログラミングって楽しい』と感じてくれれば嬉しい」と目を細める小林さん。人気の秘密は、“スキルよりマインドを育てたい”という開発者の思いにあるのかもしれない。
ワオ・コーポレーション小林 大陸さん
「ワオっち! はじめてのプログラミング」の特徴
■低コスト
1枚のCD-ROMで学校内全てのPCにインストールできるスクールライセンス形式なので、安価で導入でき、OSのバージョンさえ合えば新たな機器を購入する必要もない。
■操作が簡単
プログラミング教育では、先生の基礎知識や得意・不得意による指導のばらつきを出さないことが大切。そのためにも使う人を選ばないソフトウェアが必要だ。「ワオっち!」なら誰でも短時間で操作方法が習得でき、児童も楽しく学習できる。
■充実したコンテンツ
「ミッションプログラミング」、「おはなしプログラミング」の2本がセット。異なるアプローチで児童を飽きさせず、学習に広がりをもたせ“プログラミング的思考”を身につける。1人でもグループでも取り組むことができ、投影発表も可能。
コンテンツ
01 ミッションプログラミング ミッション達成への動きを論理的に考える!
キャラクターを動かして「コインを取る」「音を鳴らす」などのミッションを達成し、徐々に難度が上がる25のステージをクリアしていく。自らが意図した動きをキャラクターが的確に行えるよう考え、試行錯誤を繰り返す中で、論理的な思考力を育てる。
02 おはなしプログラミング キャラクター操作で自分の“おはなし”を上演!
背景や登場人物を舞台にレイアウトし、プログラミングで動かしながら自ら考えた“おはなし”を上演する。ストーリーを実現するために、画像や動きをどのように組み合わせ、どう指示すれば良いか、プログラミングを立体的に捉える力を伸ばす。
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