ジチタイワークス

VMware Japan Public Sector “Cloud Smart” Day

開催日:2023/07/13(木)

開催時間:13:30~16:50

参加費:無料

開催場所:オンライン開催(Zoom)

申込〆切:2023/07/12(水)

お申し込み期間外です。

ガバメントクラウドを始めとしたクラウド利用の推進がされたことで「クラウドスマート」の必要性が高まり、クラウドへの移行に伴う課題を解消すべく、クラウドスマート指針の整備・策定に取り組まれる行政が増えています。VMware Japan Public Sector “Cloud Smart” Dayでは、複数クラウドの最適な利用に向けて取り組んでいらっしゃる事例とともに、クラウドスマートの実現性とその効果も解説いたします。

今後のクラウド移行にご活用いただけるような機会になれば幸いです。

本セミナーは自治体職員さま限定となっております。あらかじめご了承ください。

プログラムA

13:30-14:00 政府行政機関のクラウド移行の現状と課題に必要とされる「クラウドスマート」の在り方
14:05-14:35 東京都が進めるデジタル基盤強化-クラウドスマートを実現し、地方自治体のクラウドリーダーへ-
14:40-15:10 クラウド活用における課題と検討ポイントに対するVMwareの解決策
15:15-15:45 自治体における最適なクラウド活用に向けた指針の策定事例
15:50-16:20 クラウドスマートワークショップによる正しいクラウド選択と利用指針の策定について

プログラムB

13:30-14:00 政府行政機関のクラウド移行の現状と課題に必要とされる「クラウドスマート」の在り方
14:05-14:35 デジタル庁におけるクラウド時代に対応したサイバーセキュリティの取組
14:40-15:10 公共機関のクラウド促進における、主権と安全保障の方向性
15:15-15:45 政府・自治体システムのクラウド化への展望と VMware Tanzu / マルチクラウドソリューション
15:50-16:50 VMware本社(米国)が実施した公共向けイベントのセッションをご紹介 /公共セクター向けVMware Cloud on AWSの解説

           

※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

 


講師・セミナーテーマ

プログラムA・B

政府行政機関のクラウド移行の現状と課題に必要とされる「クラウドスマート」の在り方

中島 淳之介 氏 
ヴイエムウェア株式会社 公共SE本部 本部長
 

日本のデジタル戦略とデジタルガバメントの展望

平 将明 氏
衆議院議員

中島 淳之介 氏 プロフィール

2010年にVMwareに入社し、公共分野の提案活動に従事。多様化するクラウドサービスの利用を最適化しながら推進する「クラウドスマート」の必要性とその在り方を啓蒙している。さらに、公共分野におけるシステムやデータの重要度を踏まえたクラウド利用が求められる時代において、クラウドの具体的な使い分け指針について、クラウドスマート指針として策定する活動に取り組んでいる。

また、以下のブログやSNSにて、ガバメントクラウドや行政機関におけるクラウド利用などについて啓蒙活動を進めている。
https://note.com/jn_vmware

特にガバメントクラウドについては、以下のAdvent Calendarによって25本の記事を執筆し、ガバメントクラウドに関する考察を公開して反響を得ている。
https://note.com/jn_vmware/m/m4b9ef232bf0f

平 将明 氏 プロフィール
東京都江戸川区生まれ。早稲田大学法学部卒。2005年衆議院議員総選挙で初当選。内閣府副大臣、経済産業大臣政務官兼内閣府大臣政務官、自民党副幹事長などを歴任。現在6期目。自由民主党広報本部副本部長 兼 ネットメディア局長、同情報調査局長を務める。


クラウドに対する正しいイメージと利用方法を持たないまま、個別にクラウドが検討されてしまうと、システムごとにクラウドインフラ・セキュリティ・ネットワークだけでなく、設計・構築・運用がサイロ化されてしまいます。そして、人材もそれぞれのクラウドに対して必要になってしまいます。このようにサイロ化された情報システム間では、データを連携させるなどのDXの効果が限定的になり、クラウド移行の効果を最大化できません。指針なきクラウドファーストの号令とともに陥ってしまう、このような「クラウドカオス」の状態から、システムが求められる特性に応じたクラウド選択をする「クラウドスマート」への方針転換が求められています。
システムごとにクラウドを単純に使い分けるだけでなく、複数のクラウドを横断的かつ一体的に、一貫性を持って運用管理していき、マルチクラウドの本来の価値を発揮させるために、我々ヴイエムウェアが提供できるクラウドスマートを実現するためのソリューションと指針を、行政分野におけるクラウド移行の現状とその課題を照らし合わせながらお話しします。

デジタルガバメントの展望については、行政の中で推進した立場の視点から直接、衆議院議員 平将明先生よりお話しします。実際に推進するにあたりどういった課題感があり壁があるか、政府の中にいる立場でなければ語れないことが多々あります。IT政策担当の内閣府副大臣としてデジタル制作立案・推進した経験から、ガバメントクラウドの活用により行政がどう変わるか、更なるクラウド化をどのように実現していくか、行政機関の縦割り・横割りの壁にクラウド化が果たす役割、ChatGPTやサイバーセキュリティ対策を行政サービスにおいて活用することによる変革などを、関わる方達へのメッセージも含めお届けします。

 

プログラムA

東京都が進めるデジタル基盤強化 
-クラウドスマートを実現し、地方自治体のクラウドリーダーへ-

左:飯田氏 右:八田氏
東京都庁 デジタルサービス局デジタル基盤整備部 クラウドインフラ担当課長/ネットワーク基盤担当課長

プロフィール

都庁全体のデジタル化の取り組みにおいて、クラウド活用やセキュリティ対策等の様々なデジタル施策の技術面を担当し、デジタル化の高度専門人材として東京都のDXを進めている。


東京都庁様では、地方自治体が抱える課題に対応し、都民サービスの向上を実現していくために、都庁全体のデジタル化に取り組んでいます。本セッションでは、東京都庁様が、デジタル基盤強化を進めるうえで重要と考えているポイントと取り組みの内容を徹底解説。

さらに、その基礎となる複数のクラウドを一体的に利用する「クラウドスマート」の考え方について、ヴイエムウェア株式会社 公共SE本部 本部長 中島と共に対談形式でお届けさせていただきます。

 

クラウド活用における課題と検討ポイントに対するVMwareの解決策

左:加藤 英将 氏
ヴイエムウェア株式会社 公共SE本部 公共第二SE統括部 統括部長
右:御木 優晴 氏
ヴイエムウェア株式会社 公共SE本部 リードソリューションアーキテクト

加藤氏プロフィール

2015年にVMwareに入社し、西日本を中心に公共分野の提案活動に従事。現在は全国の自治体のお客様を担当する部署のマネージャとして、クラウド活用やセキュリティ対策など、ITインフラ全般における検討項目を整理し、各自治体様の抱える課題の解決に取り組んでいる。

御木氏プロフィール

2014年にVMwareに入社。公共分野において、お客様の課題をVMwareのソリューションの側面で解決するソリューションアーキテクトとして活動中。直近は、EDRやMDM、SD-WANを活用したVMware SASEの提案や、VMware Ariaを用いたマルチクラウドの運用管理にフォーカスした提案活動に従事。


自治体様においてはクラウドバイデフォルト原則に基づき、クラウド活用の検討が進んでいます。現状は多くの自治体のITインフラ環境は、庁舎やデータセンターなどのオンプレミス、もしくはプライベートクラウドやパブリッククラウド上に、マイナンバー系・LGWAN系・インターネット系の3層に分かれたシステムが配置されています。

また、20業務においては『システム標準化』とあわせて『ガバメントクラウド』の検討も進められていますが、クラウド活用の成功の鍵となるのは一部のシステム群の局所的な検討ではなく、ITインフラ全体を俯瞰した計画の策定と、運用の最適化やセキュリティ対策の検討が必要となります。

本セッションでは、全国の自治体様と今後目指すべきITインフラ環境の全体像を検討させていただく上でみえてきた、自治体様特有の環境における課題や、クラウド活用の検討ポイントに対して“適切なクラウド活用“に向けた『クラウドスマート』の実現にあたり、VMwareのソリューションがどのように寄与できるかを紹介させていただきます。

 

自治体における最適なクラウド活用に向けた指針の策定事例

左:髙尾 芳彦 氏
北九州市 デジタル市役所推進室 デジタル市役所推進課 技術総括係長
右:村田 新氏 氏
新宿区 総合政策部 情報システム課 課長補佐

髙尾氏プロフィール

1998年に北九州市に入職。情報システム開発、観光宣伝、企画政策、広域行政など、幅広い分野で活動。現在は、庁内情報システム共通基盤の更新及び国が推進するシステム標準化とガバメントクラウド活用に取り組むプロジェクトマネージャとして従事している。

村田氏プロフィール

1990年に新宿区に入区。1993年より現情報システム部門に配属。COBOL/Basicによるシステム開発・運用、財務会計・文書管理等システムの導入、学校情報化、全庁無線LAN及びクラウド基盤の整備(デスクトップ仮想化・サーバ仮想化・システム統合)、情報化計画及び情報セキュリティポリシ策定、庁内SOC/CSIRT/CIOオフィス運営など、区のICT関連業務全般に従事。現在は、基幹業務システムの標準化、ガバメントクラウドへの移行、クラウドスマートなハイブリッドマルチクラウド基盤の整備に向け各事業を牽引中。


自治体では行政サービスの向上を目的としたデジタルトランスフォーメーションの推進に向けて、クラウドサービスの活用が進んでいます。プライベートクラウド、パブリッククラウド、ガバメントクラウド等の様々なクラウドサービスを選択し、今後利用していく上で、現在多くの課題や考慮すべき事項が出てきています。

自治体での“適切なクラウド活用“に向けた『クラウドスマート』の実現に向けて、自治体特有の課題をどのように整理しながらクラウドを活用するか、VMwareはワークショップを通じて、今後目指すべき全体構成の策定や、利用するクラウドの選択指針の策定などの支援をおこなっています。

本セッションではワークショップに参加いただいた自治体様に、クラウド利用に関する取り組みや現状の課題およびワークショップを通じて策定された内容などをご紹介いただきます。

 

クラウドスマートワークショップによる正しいクラウド選択と利用指針の策定について

山﨑 康太 氏
ヴイエムウェア株式会社
公共SE本部 リードエンタープライズアーキテクト

プロフィール

2019年 VMwareに入社。公共分野において、仮想化、クラウド、VDI、セキュリティ、HPC、コンテナなど様々なソリューションの提案活動に従事。直近は、自治体をはじめ公共分野のお客様のクラウド化(クラウドファースト)の支援をしながら、公共分野の特性を踏まえた将来的なクラウドの最適利用を推進するための「クラウドスマート」の必要性を、セミナーやお客様への訪問を通して啓蒙している。 また、クラウドスマートをお客様が理解し、実際に遂行できるよう、クラウドスマートワークショップなどを通して支援を実施している。


地方自治体をはじめ公共機関のお客様においては、「クラウドファースト」や「ガバメントクラウド」、「インターネットの活用を目的としたβモデル」など、クラウド利活用による働き方改革や市民満足度の向上を目指した取り組みが加速しています。

クラウド利活用が進む中で、盲信的なクラウド利用や各部門での個別のクラウド選択により、クラウドサービスの乱立(クラウドカオス)や単一クラウドへの依存度の高まり(クラウドロックイン)などクラウド利活用によって生じる新たな弊害が顕在化することで、システム構成・運用の複雑化やコスト・セキュリティリスクの増加につながる可能性があります。

VMwareではこのクラウド利活用が進む中での弊害(リスク)を未然に防止し、地方自治体をはじめ公共機関のお客様が真のクラウドの活用を実現できるよう、クラウドスマートワークショップを通してお客様と一緒にクラウド利活用の方針整理・策定を実施しています。本セッションでは、本ワークショップの目的や実際の内容、およびその効果について、実際の実施事例を交えながらご紹介をさせていただきます。


プログラムB

デジタル庁におけるクラウド時代に対応したサイバーセキュリティの取組

満塩 尚史 氏
デジタル庁
セキュリティ危機管理チーム セキュリティアーキテクト

プロフィール

公認情報システム監査人(CISA)、理学博士(物理)。
KPMGで、システム監査、情報セキュリティ・電子署名法対応等のコンサルティングを経験。IT総合戦略室政府CIO補佐官、経済産業省最高情報セキュリティアドバイザー等を歴任。CRYPTOREC暗号技術活用委員会、クラウドサービスの安全性評価に関する検討会等のメンバー。


デジタル庁では、クラウドサービスでの政府情報システムを整備・運用を想定し、サイバーセキュリティに取り組んでいる。政府においては、サイバーセキュリティ戦略等の方針を示し、サイバーセキュリティ対策に取り組んでいる。これらのサイバーセキュリティに関する方針を紹介しながら、ガイドラインや技術レポートとして公開している資料を使って、具体的な取組としての政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)、ゼロトラストアーキテクチャへの取組、自動化によるセキュリティマネジメントの強化等を紹介する。

 

公共機関のクラウド促進における、主権と安全保障の方向性

宇井 祐一 氏
ヴイエムウェア株式会社
Multi-Cloud Strategy & Architecture Staff Cloud Solution Strategist

プロフィール

2013年初めにハイパースケーラーの公共チームの最初のSAとしてチームを立ち上げ、公共部門でのクラウド利用を推進。2016年末からVMwareにて、アーキテクトとしてクラウドサービスプロバイダー様でのサービス構築を支援。2019年よりストラテジストとしてビジネス戦略の作成とサービス収益化を支援。


これまでパブリッククラウドの活用・推進をしていく「クラウドファースト」戦略が主流でしたが、世界の不安定な情勢を踏まえて、プライバシーに関わる情報、機密性の高い情報や、医療などの重要な産業の情報システムを、自国の完全な制御下に置くための動きが活発化しています。

データが国内にあり、国内法に準拠していることに加え、「経済安全保障」の文脈で、自国のシステム・データの「主権」を守るためのクラウドが強く求められています。このような主権を守ることができるクラウドは、国内のクラウドサービス事業者が提供する必要があり、一般的に「ソブリンクラウド」と呼ばれていますが、パブリッククラウドとの使い分けの指針や、ソブリンクラウドがどのようなものであればよいか、その必要性も含めて、ヴイエムウェアの考えと取り組みをお話しします。

 

政府・自治体システムのクラウド化への展望と VMware Tanzu / マルチクラウドソリューション

鈴木 章太郎 氏
ヴイエムウェア株式会社
戦略ビジネス推進本部 リードエンタープライズアーキテクト

プロフィール

Microsoft で13年間、テクニカルエバンジェリストとして .NET、Visual Studio、Windows、iOS、Android、Microsoft Azure 等の開発者向け技術啓発活動を実施。その後、Dell、Accenture 等を経て Elastic で開発者向け技術啓発活動を実施、2023年3月より現職。モダンアプリケーション開発、マルチクラウド対応、アーキテクチャ策定等を中心に、開発者やインフラ技術者向けに最新技術啓発活動を実施中。

2019年4月より内閣官房 IT 総合戦略室 政府 CIO 補佐官、2021年9月よりデジタル庁 省庁業務サービスグループ ソリューションアーキテクトを兼務。


政府・自治体のシステムの大規模なクラウドシフトが進む中、アプリケーションのマイクロサービス化、コンテナ化、マルチクラウド化、ハイブリッド化の検討は、セキュリティや大規模なネットワークの設計と同様、切迫した課題となっています。このような諸課題に対して、VMware が提唱するクラウドスマートが、パートナー企業様と共に、どのように現実に即した具体的な提案が可能かご紹介します。特に、Java、.NET、Python、Go、Node.js 等様々な言語に対応する VMware Tanzu は、アプリケーションの開発・稼働に必要なインフラを抽象化するとともに、コンテナ環境に高いレベルでのガバナンスを提供します。

結果、開発者はインフラや非機能要件を意識することなく、アプリケーションの要件定義に集中することができます。実際にガバメントクラウド対応等に伴うシステムインテグレーションを担当されるパートナー企業の皆様に是非聞いて戴きたい内容です。デモも交えつつご紹介します。

 

VMware本社(米国)が実施した公共向けイベントのセッションをご紹介 /公共セクター向けVMware Cloud on AWSの解説

【パネルディスカッション】
ジェレマイア・サンダース 氏
VMware Senior Transformation Strategist
VMware米国本社 デジタルトランスフォーメーションストラテジスト

マックス・リール 氏
Lt Col(空軍中佐) Material Leader Kessel Run 
現役Kessel Run資材部門マネージャーでKessel Runにてマネジメント業務に従事

ブライアン・マコーネル 氏
Practice Manager CDW Government
連保政府 エンジニアリングチーム マネージャー
 

【公共セクター向けVMware Cloud on AWSの解説】
マット・ドライヤー 氏
Sr Director of Product Management
VMware米国本社 プロダクト・マネジメント シニア・ディレクター

VMware本社(米国)は、2023年4月11日にアメリカ政府の重役とともに安全なクラウド テクノロジーの重要性について語るイベントをワシントンDCで行いました。本セッションの前半30分は、その時に語られた内容を日本の公共部門のITリーダー向けに用意しました。今日のクラウド ソリューションが公共部門の未来を形作るのにどのように役立つかをお伝えします。

後半の30分は、VMware環境をAWSに移行したり、VMware環境でオンプレミスとAWSを連携するハイブリッドクラウドを構築したりするためのソリューションVMware Cloud on AWSの公共セクターへの適用について、VMware本社(米国)のプロダクト・マネジメント シニア・ディレクター Matt Dreyerよりご説明いたします。

こちらでセッションの見どころをご紹介

 

※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

 

協賛企業及び関係会社

朝日インタラクティブ株式会社                
ヴイエムウェア株式会社                
フォトン株式会社

※本セミナーのご参加は自治体職員様限定となっております。あらかじめご了承ください。

皆様のご参加をお待ちしております。

お申し込み

お申し込み期間外です。

お問い合わせ

株式会社ジチタイワークス
担当:中島 愛梨
TEL:092-716-1480
E-mail:seminar@jichitai.works

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